隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# ゆらゆら橋から
ゆらゆら橋から
ゆらゆら橋から
池永 陽
ゆらゆら橋から/池永陽
集英社
1890円
評価 ☆☆☆
先生に憧れた小学生のころ。
淡い初恋の中学時代。
恋を重ね、大人になってゆく。
就職、結婚、浮気、子供が生まれる。
どんな平凡な男にも恋の思い出の1つや2つはある。
いくつになっても男は恋心にゆらぐ。



(感想)
佐竹健司という平凡な男性の人生。
その中でも特に“恋愛”の場面だけを描く連作長編。

保健病院の先生への淡い初恋から、
恋人の死、結婚、不倫・・・など
小学生から中年になるまでの健司を描きます。

特別な取り柄もなく平凡な男にも、
人生の中で何度かは恋愛の経験ハート大小はあるものです。
もちろん健司だって例外ではありません。
彼の場合、新しい恋をしても、
どうしても過去の“忘れられない恋”を
引きずっていうようなところが見受けられます。
それが中学生のときに結核で亡くなった加代子のことです。
「恋人の死」という激しい経験は、
健司の中で美しく尊い記憶となり、
潜在的に健司のすべての恋愛に影響を及ぼしてきます。

しかし「死」という壮絶な経験ではないにせよ、
誰にでも“忘れられない恋”というものはありますよね!?
その思い出を胸に生きているようなところがありませんか!?

この作品は
誰もが持つその“たった一つの思い出”の
かけがえのなさを感じさせてくれました。

そんな恋がたった一度でもできたこと・・・
その幸せに気づいていますか猫2
そう問いかけてくれる本でしたぴかぴか
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:00 | category:    池永陽 |
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