隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# ファーストラヴ
評価:
島本 理生
文藝春秋
¥ 1,728
(2018-05-31)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 ファーストラヴ / 島本理生(文藝春秋)

 

 個人的な評価 ☆☆☆

 

夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。
環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに包丁で父親を刺殺した。
環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。
なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?
臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、

環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。
そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは? 
「家族」という名の迷宮を描く長編小説。

 

 

 

(感想)

 

直木賞受賞作。

女子大生による父親殺し。

それはよく聞くようなわかりやすい「虐待」ではなく、

じわじわと真綿で締め付けられるように子供の心を傷つけ・壊していくような虐待だった。

加害者である親自身はもちろん、

親を殺すほどに苦しめられていた娘ですら、それが虐待であるということに気が付いていない。

殺す・殺されるまでいかずとも、

こんなふうに心に蓋をされ、闇を背負ってしまってる人って意外と多いのかも・・・そんな印象を受けました。

はーっ、それにしても・・・・

やはり島本さんの作品は読んでて精神的にきついものがあります。

この系統でついに直木賞取っちゃうとは・・・。

 

父親殺しの真実を解き明かす以外にも、

過去になんらかの関係があったと思われる主人公と義弟の関係も描くもうひとつのテーマもあります。

これがあることで物語により一層の深みとラブサスペンス的なドキドキが増しました。

 

正直、タイトルの「ファーストラヴ」が何を意味するのか、私にははっきりとはつかみきれてません。

読み込みが甘かったのかなぁ・・・・(;´・ω・)

単純に「初恋」ととらえてはいけない、ということはわかるんだけど・・・。

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:26 | category:    島本理生 |
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