隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# ツバキ文具店
評価:
小川 糸
幻冬舎
¥ 1,512
(2016-04-21)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 ツバキ文具店 / 小川糸(幻冬舎)

 

 個人的な評価 ☆☆☆

 

言いたかった ありがとう。言えなかった ごめんなさい。
家族、親友、恋人⋯⋯。
大切に想ってっているからこそ、伝わらない、伝えられなかった想いがある。
鎌倉の山のふもとにある、
小さな古い文房具屋さん「ツバキ文具店」。
店先では、主人の鳩子が、手紙の代書を請け負います。
『食堂かたつむり』の著者が描く、鎌倉を舞台した物語。

 

 

 

(感想)

 

ほんわかとあたたかい気持ちにさせる小説・・・

おそらく著者はそういうものを書きたかったのでしょう。

鎌倉に実在するお店や美味しいものも登場し、

鎌倉のガイドブック的な役目も果たしてます。

こういう小説ってある特定のタイプの女性にはすごくウケるんでしょうね。

深いことを考えなければそこそこ楽しめる作品ではあると思います。

 

けど、「雰囲気だけ」なんだよな〜。

代書の依頼をしに来る人々にはそれぞれ深い理由があるはずなのに、

そこをまったく描いてないから読んでる方は消化不良。

著者が描きたいのは、「お客さん」ではなく

「主人公(鳩子)」の暮らしだからこうなるのだろうけど、

あまりにあっさりしすぎてて、人間や心の描写が少なすぎる。

先代と鳩子の関係も描き切れていません。

依頼人の心の奥底を深く理解しなければ代書屋さんなんてできるはずがない。

手紙供養の焚火で食べ物を焼いて食べる鳩子さん・・・代書屋としてありえんでしょう。

 

薄っぺらさを「鎌倉ってお洒落でしょ」「こういう暮らし、いいでしょ」ってごまかしてるような・・・。

たしかに表面的には素敵ではあるんだけど、人の心の本質はまったく描かれてない作品。

雰囲気は好きなだけに残念でなりません。

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:50 | category:    小川糸 |
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