隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 産まないことは「逃げ」ですか?

JUGEMテーマ:エッセイ

 

 産まないことは「逃げ」ですか? / 吉田潮(KKベストセラーズ)

 

 個人的な評価 ☆☆☆

 

産む人生か、産まない人生か。
アラサー&アラフォーの女性にとって誰もがぶつかる「妊娠・出産」の問題。
また「子供が欲しい」と思って「妊活」しても、
簡単には「できない」という問題とも向き合うこともあります。
こうした女性のナイーブな問題を「ひとりで悩む」苦しさに対して、ではどうすればいいのか?
TV批評で人気のコラムニストの吉田潮が、
自らの体験を通じて得た「気づき」を本書で書き下ろしました。

 

 

 

(感想)

 

妊娠・出産に関することは究極のプライベートだと思っています。

たとえ親しい間柄でも、

産んでない人に対してはこれに関してどこまで踏み込んでいいのかわかんない。

私も産んでない側の人間なので、

そんなデリケートな部分を何も隠すことなく、

馬鹿正直に大っぴらに書いてくれた著者にはまず感謝したいです。

産まない(産めない)理由が著者とは違っていたとしても、

産んでない女性にとっては何らかの励ましになる本だと思います。

 

特に、「産まない」ことが逃げというわけではなく、

「産む」ことで逃げた人もいるんじゃね?的な

まったく逆の考え方もあるってことには胸がスーッとしました。

なるほど、たしかにそうだよな。

仕事がうまくいかないから結婚・出産に逃げる人もいるし、

自分自身になんの取り柄もないから、

夫や子供というステータスで自分を飾ろうとする人もいる。

産まないよりは産んだ方が真っ当な人生を生きていて、

産んでない人が肩身の狭い思いをしてるような感じが現代の世の中でもまだあるのは事実。

でも、自分の人生の主語はあくまでも「自分」。

大事なのは「自分個人」として、

自分の人生に責任と覚悟を持っていけるかどうかってことじゃないかな。

 

でもやはり産まない側から見ても子育てはすごいことだと思う。

お金も時間も愛情も忍耐もいーっぱい注いで一人の人間の成長と向き合う。

それはかけがえのない経験であるだろうことは認めます。

でも、それを自分が経験したいかとなるとハナシは別。

もしかしたら私も子供がいないことで将来的に何か困ったことが起きるかもしれないし、

もう絶対に出産なんて無理な年齢になってから、

産まなかったことを猛烈に後悔するかもしれない。

世間と自分を比べたり、周囲の声に影響を受けて揺らいだりへこんだりすることもあるけど、

この本を読んでいろんな人生や考え方に触れた今でも、

私は間違いなくはっきり「子供なんていらねーや」ってやっぱり思ってる。

この本を読むことで自分の考えをちゃんと再認識する機会を与えられたような気がします。

とてもいい機会になりました。

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:18 | category: 作家名 や行 |
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