隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# すみなれたからだで
評価:
窪美澄
河出書房新社
¥ 1,512
(2016-10-17)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 すみなれたからだで / 窪美澄(河出書房新社)

 

 評価 ☆☆☆

 

焼夷弾が降り注ぐ戦中の東京で真智子が過ごした峻烈なる一夜、

沈みゆく昭和末に文が養父から教えられた喜び……

時代を超え、生きることに通底する痛みと輝きを凝視する短篇集。

 

 

 

(感想)

 

8編からなる短編集。

「性」と「生」を生々しく描いていて、人ってなんて欲深き生き物なのかと痛感。

貪欲に求めた何かがあることによって、

人は人間として重みや深みを増していくのだな〜。

 

そういう意味で「朧月夜のスーヴェニア」は女性としてグッと胸に刺さります。

認知症の祖母と、それを介護する孫娘。

どちらが女として勝っているかなんて考えたこともなかった。

結果的に結ばれなくても、ほんのひと時でも

狂うおしいほど求められる刺激的な激しい恋をできた、

この経験だけで女は一生生きていける気がする。

ああー、私、「死んでもいい・・・」なんて思ったことない。

薄っぺらい恋と経験しかしたことないってことだろうな。突き刺さるわ・・・。

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:46 | category:    窪美澄 |
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