隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 夜に啼く鳥は
評価:
千早 茜
KADOKAWA/角川書店
¥ 1,620
(2016-09-02)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 夜に啼く鳥は / 千早茜(角川書店)

 

 評価 ☆☆☆

 

その里は地図に載ってはおらず、

どんな病でも治してしまうという“蟲宿しの一族”の末裔で強大な力を得た御先が住んでいた。

御先は心から慕ってくる雅親を突き放し、里を出て夜の店で働いていた四と出会う。

そして“事件”は起こった…。

現代の都会の闇に紛れ込み、不老不死の一族が時を超えて愛しい人を求める禍々しくも哀しい現代奇譚。

 

 

 

(感想)

 

どんな病でも治してしまう強大な力を持つ不老不死の主人公・御先。

男でも女でもない性別を持ち、死ぬこともない・・・・化け物。

だがそれでも心は手の届くことのない愛しい人を求め、

現代の闇にまぎれて生き続けるしかないというなんとも哀しい物語でした。

 

おおまかなストーリーは恩田陸さんの小説とかにもありそうな感じ。

各章ごとに語り手が変わることで奥行きも広がって見えるのはよし。

でも、お話の設定はうまくできてるわりに、

話が短くこじんまりとまとまっちゃったのはもったいないです。

美夜子や月雅の時代も丁寧に描いて、思い切って長編にしてくれた方がよかったのになー。

 

妖しげな美しさがあるものの、

ヨンの存在が現代らしいコミカルさを与えています。

プラス表紙がライトノベルチックだからターゲットは若い層なのでしょうか?

 

千早さんの「男ともだち」が大好きで、

その後「西洋菓子店プティ・フール」を読み、今回ので千早さんを読むのは3冊目。

けど3冊とも雰囲気違いすぎて、千早さんのカラーがまだまだ自分の中ではっきりしません。

また「男ともだち」みたいなゾクゾクするもの読ませてほしいっ!!

もう少し読み込んでみたい作家さんです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:49 | category:    千早茜 |
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