隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# サブマリン
評価:
伊坂 幸太郎
講談社
¥ 1,620
(2016-03-30)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 サブマリン / 伊坂幸太郎

 

 評価 ☆☆☆☆☆

 

『チルドレン』から、12年。

家裁調査官・陣内と武藤が出会う、新たな「少年」たちと罪と罰の物語。

 

 

 

(感想)

 

「チルドレン」の続編。あの陣内が帰ってきましたww

 

めんどくさいけど、憎めない。

無神経に見えるけど、実はそうじゃない。

陣内ほど人の懐にスッ〜っと入っていける人もなかなかいません。

少年犯罪という重いテーマを描いた作品なのに、

ウェットに富んでて軽く読めるのは、陣内のキャラのおかげ?

さすが伊坂さんです。

(からあげとフロントガラスの件は声を出して笑ってしまいましたw)

 

伊坂さんといえば物語の中に細かな伏線をたくさん散りばめておいて、

それを見事に回収していくのが読んでて小気味いいのがウリの作家さんだけど、

今回はそういうのは少なめ。

いつもの伊坂作品よりリアリティのある事件を描くことで、

読者に身近な感覚も与えます。

やろうとしてやったのか、そうでないかによっても感じ方は違うし、

故意の犯行だとしてもその動機に同情の点があれば「犯罪を犯した=悪」とは一概に言えない。

そういった人間の感情的な部分に訴えてくる作品でした。

 

ただし、この物語の軸となる交通事故の被害者は中年男性だったのですが、それに対して

「早朝に起きた事件だったからよかったものの、

 時間が時間ならば通学途中の子供たちが巻き添えをくらったかもしれない。

 そうならなくてよかった」というニュアンスの会話が何度か出てきたのは気になります。

同じ命なのに中年のおっさんの命より子供の命の方がいたましいみたいな、

そういう考えが私はもともと大嫌いなのです。意味がわからないので。

こういうセリフが何度か出てきたのは不快でした。

 

優子さんの「陣内君は結構もてるんだよ」という発言も気になりますね。

陣内ってどんな恋愛するんだろww

もし次回作があれば、ぜひそっち方面のエピソードも織り交ぜていただければ・・・w

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:37 | category:    伊坂幸太郎 |
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