隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# それを愛とは呼ばず
評価:
桜木 紫乃
幻冬舎
¥ 1,512
(2015-03-11)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 それを愛とは呼ばず / 桜木紫乃(幻冬舎)

 

 評価 ☆☆

 

妻を失い、仕事を奪われ、故郷を追われた54歳の経営者。

夢を失い、東京に敗れた29歳のタレント。

そしてふたりは、出会ってしまった。

狂気を孕んでゆく女の純粋は、男を搦めとり、その果てに―。

 

 

 

(感想)

 

始終、ジメっとした空気感が漂う暗い作品でした・・・。

最終的に「やはりそうきたか・・・」という着地点。

「それを愛とは呼ばず」・・・うん、それはたしかに愛と呼んではいけない。

愛というよりは歪んだ依存心でしかないと思います。

タイミング良く出会い、「不幸」に寄り添っただけ。

紗希にしてみればこれは究極の愛情表現なのかもしれないけど、

相手の気持ちや生き方を無視した自分勝手な思い込みだよねぇ・・・。

もしこれを愛と呼びたいのであれば、紗希のどんどん歪んでいく心情をもっと丁寧に描く。

そうすればこれを愛だと言ってくれる読者もきっといたかもしれません。

・・・・でも、それをあえてしないが故のこのタイトルなんだろうな。

桜木さんの描きたい物はそこではないのでしょうね。

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:57 | category:    桜木紫乃 |
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