隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# マチネの終わりに
評価:
平野 啓一郎
毎日新聞出版
¥ 1,836
(2016-04-09)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 マチネの終わりに / 平野啓一郎(毎日新聞出版)

 

 評価 ☆☆☆☆☆

 

出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。
スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。
やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。
芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。

 

 

 

(感想)

 

いや〜、大人の恋愛小説でした。

ストーリー自体は下手するとメロドラマになっちゃいそうなものなんだけど、

これを美しい文章と哲学的な観点から丁寧に描くことによって崇高な純愛物語にしてしまえるんだから

「さすが平野啓一郎さん!」とうならずにはいられない。

私は平野さんが「私とは何か」という親書で掲げた“分人”という考え方が大好きなのですが、

この作品の中でもこの考え方がしっかり活かされていたと思います。

 

プロのギタリストと海外で活躍するジャーナリストの恋愛小説といういかにも小説的な設定は、

読み始めはなんだかこっ恥ずかしいような気さえしていました。

でも「三谷さんメール事件」のあたりは近年稀にみる緊迫感だったし、

ケータイのある時代なのに、いやメールでつながる時代だからこそのすれ違いや誤解が重なり、

苦しくて苦しくて、こんなにのめり込んだ恋愛小説は久しぶりでした。

 

「未来は過去を変えてくれる」・・・・これは名言です。

2人だけでなく私自身も、

「あんなこともあったよね」と悲しい過去を笑い飛ばせるような素敵な未来を築けるかな?

これからの生き方次第ですべてを変えられる・・・そんな希望とあたたかい光に満ちたラストでした

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:21 | category:    平野啓一郎 |
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