隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 教団X
評価:
中村 文則
集英社
¥ 1,944
(2014-12-15)

JUGEMテーマ:小説全般

 教団X / 中村文則(集英社)

 評価 ☆☆


自分の元から去った女性は、公安から身を隠すカルト教団の中へ消えた。
絶対的な悪の教祖と4人の男女の運命が絡まり合い、
やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。
神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か。



(感想)

私が信頼するオードリー・若林とピース・又吉が絶賛している本なので、
これは間違いない!と思って読んだのですが、私にはまったくダメでした。
ネット上のレビューを読んでも賛否が大きく分かれる作品のようです。

2つの教団が出てきますが、
どちらにもそこまで人を狂信させるようなものを感じず「なぜ?」という疑問が残ります。
とにかく登場人物たちの感情が読み取れないんですよね。
中でも、さんざんヤリまくった末に、今、教団の内部にいる楢崎が
「女性があとで後悔をするようなセックスを、男はするべきじゃない」だなんてww
まったくどの口が言うのか、お前が言うなよ!と憤りを超えて呆れてしまったし、
んなこと言ってたくせに結局はヤッてるし。
やたらと性描写が多く、
そのすべてが女性が体だけの存在としてしか扱われない心のない行為でしかなかったので読んでいて不快です。

だけど唯一、心に強く響いたのは立花涼子が楢崎に対して、
「あなたは、私がつかむことのできなかった、もう一つの運命だったの」というシーン。
普通の女としての生き方、幸せ・・・
彼女にもそんな一面もあったということがこの一言に集約されている気がして、
同じ女としてここは切なかった。

教祖が量子力学や脳科学などを交えた説法をする件はまるでちんぷんかんぷんで
私の頭ではついていけません。
そのへんはすっ飛ばして読んでしまいましたが、
その後を読む上で飛ばしてもさほど影響はありませんでした。

自分が楽しめなかったから言うわけではないけれど、
これは間違いなく大衆にウケる類いの作品ではありません。
この作品、お好きな方もいると思いますが、
くれぐれも人に勧めることなどないように・・・。
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:55 | category:    中村文則 |
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