隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 高瀬川
JUGEMテーマ:小説全般

 高瀬川 / 平野啓一郎(講談社)

 評価 ☆☆☆


小説家と女性誌編集者が過ごす、京都の一夜。
繊細な心理主義的方法で描き、現代の「性」を見つめる「高瀬川」。
亡くした実母の面影を慕う少年と不倫を続ける女性の人生が並列して進行し、
やがて1つに交錯する「氷塊」。
記憶と現実の世界の間(あわい)をたゆたう「清水」など、
斬新で美しい技法を駆使した短編4作。



(感想)

いやー、これは変わった試みの作品でした。
4つの物語からなる短編集なのですが、
あるお話は2段組みで並行的に描き、途中で交じり合い、
また別のお話では散文のようにページに単語を散りばめるようなスタイル。
どちらもこれまで見たことのない手法でした。

正直に言ってしまうと、ページに単語が散りばめられている「追憶」は、
私の頭では“なんのこっちゃ・・・?”です。
「清水」もあまりに短すぎて、物語に入り込む前に終わっちゃったかんじです。

平野啓一郎さんには小難しいイメージがあったけど、
残りの2つ、「高瀬川」と「氷塊」に関しては私でも難なく読めたと思います。
「高瀬川」は作家と女性編集者のホテルでの一夜を細かに描写した作品。
こと細かく書かれてはいますが、
書かれていることはわりとありがちでノーマルな男女のコト。
最後のペットボトルの件はあまりに突拍子がなく、一生忘れられそうにありませんww
「氷塊」の実験的スタイルは面白かったです。

平野啓一郎さん、思ってたより読みやすいかも。
今後、苦手意識持たずにチャレンジしてみます!
| comments(0) | trackbacks(0) | 17:12 | category:    平野啓一郎 |
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