隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題
JUGEMテーマ:エッセイ

 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 / ジェーン・スー(幻冬舎)

 評価 ☆☆☆☆


これまで誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題、おばさん問題……etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後までーー。
今話題沸騰中の著者が笑いと毒を交えて、自らの経験や失敗を開陳する宝石箱のようなエッセイ。
20代、30代、40代女性の働き方、生き方に知恵と術を授けてくれる、女にとっての教典的物語でもある。
モヤモヤ言葉にできない感情に片がつき、読後はスッキリ!!




(感想)

ジェーン・スーさんの「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」を読んだ時、
長年、自分の中にわだかまっている言葉にできないモヤッとした感情をスパッと言葉にしたものを見つけ、
肩の荷がおりたようなスッキリした気持ちになりました。
今回も身につまされる言葉やハッとする言葉、多かったです。

「加齢と拭けは微妙に異なる」
「容れモノの経年劣化だけがことさら際立つのには注意が必要」
「ことあるごとに正論を吐く。正しい。正しいが可愛くない。可愛ければいいというものでもないが、
 愛嬌や愛想が身を助けることを私が学ぶのは遅すぎた」
「隙のある状態に耐えられる能力は、あいまいな空気を他者の間に漂わせたままにできる強さ」
「卑屈な感情を伴って、誰かをブスのくせに、ババアのくせにを思う時は、私も自分自身に低く評価を付けている時」

ううう・・・・・(・ω・`)
納得納得。わかる〜。
こういうことを高いところから言ってるわけでなく、
あくまでジェーンさん自身も「いつまでも女子でいてしまってる」中年女性としての立場から言ってるからいいんだよな。
そんな同志達に親愛の意味を込めての・・・・「貴様」ww
この「貴様」って言葉のチョイスもサイコーです!

いちばん刺さったのは最後の章「小さな女の子救出作戦」。
女は「大人」とみなされる年齢になっても、心の中に小さな女の子のような感情を残している。
大人だって「寂しい・傷ついた」という感情はあるのに、子供の頃のようにそれを素直に表に出すことができない。
自己防衛のつもりでそのネガティブな感情を心に押し込めたまま無視しようとすると、
見栄・意地・自己批判・自己憐憫と過剰な俯瞰が自分を不幸にして苦しめる。
だから大人の理想像に縛られて無理に強がらないで、泣きたい時には泣く。甘えたい時には甘える。
自分のみっともない感情に開き直るのも「大人」なんだと知りました。

これを読んで、「私が生きにくさを感じる理由」が少しわかったような気がします。
そして、その自分をどうなだめて、受け入れていけばいいのかも・・・。
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:04 | category:    ジェーン・スー |
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