隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 脱・限界集落株式会社
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JUGEMテーマ:小説全般 

 脱・限界集落株式会社 / 黒野伸一(小学館)

 評価 ☆☆☆☆


東京からきた多岐川優の活躍で、消滅の危機を脱した止村。あれから4年―。
駅前のシャッター通り商店街、再開発か、現状維持か!?
優との行き違いから家を出ていた美穂は、劣勢側の駅前商店街保存に奮闘するが…。
地方が直面する問題に切り込む、地域活性エンタテインメント!



(感想)

前作の「限界集落株式会社」から4年後を描きます。

今度の戦いはーーーーー地元商店街 VS 大型ショッピングモール!

この争いは地方のいたる所で実際にあるでしょう。
かくいう私の住んでいる街にもありました。
数年前に大きな商業施設ができるという話が持ち上がり、住民は大騒ぎしたものです。
(結局、その話はなくなったのですが・・・)
田舎と都会にそれぞれの良さがあるように、
商店街と大型商業施設も共存共栄できたら最高なんだろうけど、利権やお金の話がかかわるとなかなかうまくいきません。
便利さやファッション性は必要だけど、懐かしいものを大切にとっておきたい気持ちもあるしね・・・。
まさに痛し痒しですな。

琴絵さんが言っていました。
「あたしは、店が愛され、お客さんから感謝を伝えられるだけで幸せなの。
 お客さんもお店も幸せ。こんなに素敵なことないじゃない。」

↑ これは商売(まぁ、商売以外のすべての職業にも当てはまるけど)の本質ですよね。
利益だけじゃない、それ以前に大事なものってあるんです。
それを見失わずに、どこまで大事にできるかが、それはお金儲けだけじゃないその人の心の幸福にもつながります。
健太くんと同居人の若い男の子達は人とふれあうことによって変わり、成長していきますが、
私はこの本で賛成派と反対派のバトルよりも、“人が育っていく姿”に感銘を受けました。
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:48 | category:    黒野伸一   |
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