隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# いちばん初めにあった海
いちばん初めにあった海
いちばん初めにあった海
加納 朋子
いちばん初めにあった海/加納朋子

560円
評価 ☆☆☆
堀井千波は引越しの最中に一冊の本読書を見つけた。
『いちばん初めにあった海』。
読んだ覚えのない本のページをめくると、その間から未開封の手紙が…。
差出人は“YUKI”。
だが、千波にはこの人物に全く心当たりがない。
しかも、開封すると、「私も人を殺したことがあるから」という謎めいた内容が書かれていた。
“YUKI”とは誰?
なぜ、ふと目を惹いたこの本に手紙がはさまれていたの?
千波の過去の記憶を辿る旅が始まる・・・。

(感想)
霧のような薄いベールが全編に立ち込める・・・。
そんな独特の雰囲気のある作品でした。
他の加納さんの作品に比べると雰囲気は暗い。
けど、いつものような「日常のミステリー」よりは深く、
心の再生”を描いています。

なかなか確信がつかめずに半信半疑で読み進めていくしかないのですが、
謎の答えがすべて出そろったときのあたたかな感動はやはり加納作品。
最終的にはファンの期待を裏切らない展開。

どちらかというともう1つの「化石の樹」の方が加納さんらしくて好きです。
最後はじんわりと幸福感に包まれました。

●この本が好きな人におすすめなのは・・・
密やかな結晶/小川洋子
| comments(0) | trackbacks(1) | 11:32 | category:    加納朋子 |
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いちばん初めにあった海
 表題作と、その続編の「化石の樹」の二による、文体も構成もそれまでのカラー と違う異色作です。  甘いテイストは消え、より一層文学的で、それが最初は少し残念で「化石の樹」 は読まないで閉じようか…などと思いつつ読み始めると、とんでもない。その完結
| 本を読もう | 2007/04/28 9:43 PM |
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