隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# パパママムスメの10日間
評価:
五十嵐 貴久
朝日新聞出版
¥ 1,575
(2009-02-06)
コメント:あの家族がドタバタ度パワーアップで帰ってきた!

JUGEMテーマ:小説全般
●パパママムスメの10日間/五十嵐貴久
●朝日新聞出版
●1575円
●評価 ☆☆☆☆ 
列車事故でパパと小梅の心が入れ替わり、無事もとに戻ってから2年が過ぎた。
小梅が大学に合格し入学式を迎えたその日、落雷に遭い再び悪夢がっ
しかも今回はパパ→ママ、ママ→小梅、小梅→パパと3人が入れ替わっちゃった
3人はどうなる
そして、入れ替わったからこそ気づく家族の大切さとは・・・・・。



(感想)
タイトルそのままですね。
「パパとムスメの七日間」の続編で、今度はなんとパパ、ママ、ムスメの3人が入れ替わり
期間も10日に増えました。
パパがママに、ママは小梅に、小梅は前回同様パパになっちゃいます。

誰が誰になったのか、一人増えただけでも読者は慣れるまでは大変です。
とりあえず最初は簡単なメモを準備して、それを確認しつつ読んだ方がいいですよ(笑)
(現に私はメモ片手に読みました

今回の主役は何と言っても“入れ替わり初体験”のママ
すっかり“入れ替わりのプロ”と化しているパパや小梅と違って、この状況をそう簡単には受け入れられません。
しかも入れ替わったのは小梅の大学の入学式当日だから大変
小梅すら未知の領域である大学生活になじめるはずはなく、
慣れないハンバーガー屋でのバイト、そしてなかなか会えないけど静かに続くケンタ先輩の恋まであり・・・。
それでも、かわいい娘の評判を落としたくない一心で一生懸命に日々をこなすママに
笑わせてもらいつつも、娘への深い愛情を感じます

前作に比べてごちゃごちゃしてるし、
入れ替わりによるドタバタの面白さにも読者である私達自身が慣れてしまった感はあるけど、
やっぱり笑える作品なのにはかわりありません。

ドラマの続編も制作されるといいな〜。
舘ひろしさんのあの演技がまた観たいっ
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:01 | category:    五十嵐貴久 |
# 年下の男の子

評価:
五十嵐 貴久
実業之日本社
¥ 1,680
(2008-05-16)
コメント:夢のような、ドラマのようなお話です
JUGEMテーマ:恋愛小説
●年下の男の子/五十嵐貴久
●実業之日本社
●1680円
●評価 ☆☆☆☆
川村晶子、37歳。
マンションを購入してしまいました。
しかし契約翌日、仕事でとんでもないトラブルが発生し、
取引先の若い男の子と二人っきりで徹夜でトラブル処理することに・・・
でも、14歳も年下の初めて会った男の子なのに、なぜか話が合い、
知り合ううちに児島君から恋の告白までされちゃった
年齢差14歳のわたしと児島くんの恋はどうなるの




(感想)
軽くサクッと読めて面白かったです。
「パパとムスメの7日間」に然り、五十嵐さんってこういうのも書ける人ですよね。
ドラマ化しやすいストーリーだと思うなぁ。

37歳の晶子と23歳の児島君のラブストーリー
晶子は中堅クラスの飲料メーカに勤めている独身のOL。
独身の女がマンションを購入するということは、何かを諦めたことを認めたことになるようだけど、
晶子に関してはそこまでの強い決意があったわけではなく、
偶然、モデルルームの前を通りかかり、見学してしまったのをきっかけに
なんとなくそうなってしまった、みたいなカンジ・・・。

23歳の児島君にアプローチされて、
はじめは冗談としか取れなかった晶子さんの気持ち、わかるなぁ。
晶子さんに相談された友達が、「・・・ない」と即答しちゃったのもわかる。
33歳の私から見ても・・・ないもん。

「ないない、14歳下なんて絶対ない」と思ってた私でも、
晶子が秋山部長の方へ行っちゃいそうになった時は「いやー、ダメー」と思ってしまった。
ムリと思いつつも、いつの間にか児島君との恋を応援してる私がいました

児島君、契約社員だし、
イマドキの若者っぽいところが最初はちょっと受け付けない気がしたんだけど、
読み進めるほどになーんかいい男に思えてくるんですよね。
フッちゃうには惜しいような・・・笑。
ないと思いながらも、戸惑って悩む晶子さんの心が揺れも理解できるー。

けど、なぜここまで晶子がいいのかしっかりと書かれてないのは、
イマドキの男の子の心理ゆえなんでしょうか?

恋のライバルはあっさりと身を引いちゃうような弱腰さんで、
二人の間にある障害は「年齢差」だけっていうのが小説としては単純すぎたけど、
まぁ、軽い気持ちでちょっと読む分には問題ないかな。

これを男性が書いたというのは意外。
女性が主人公の作品を男性が書くと、
女性独特の微妙な心理など「ちょっと違うんじゃない?」と思うことがあるんだけど、
今回はまったくそんな風には感じず、自然と読めました
| comments(2) | trackbacks(0) | 12:45 | category:    五十嵐貴久 |
# For You
For You
For You
五十嵐 貴久
For You/五十嵐貴久
祥伝社
1890円
評価 ☆☆☆
母が亡くなってから、私を育ててくれた叔母が急死した。
遺品の中から大切に保管されていたようなノート読書を見つけるが、
そこには美人で人当たりも良く男性にモテたはずの叔母が
40代になるまで浮いた話のなかった理由と思われる
たった一度の恋について記されていた鉛筆2



(感想)
これは「身内版 クローズド・ノート」ですな。

編集者として働く朝美の物語と、
死んだ叔母・冬子の遺品のノートに綴られた彼女の青春時代を交互に描いています。
冬子の日記には恋と友情が描かれており、
80年代のサザンや山下達郎といった懐かしい音楽るんるんが彼らの青春を彩ります。
特に冬子サイドの物語がよかったおはな
若さにあふれ、みずみずしく、当時の高校生の様子が生き生きと伝わってきます。
冬子と藤城くんの図書館の場面はほんとうに素敵ですポッ

藤城くんの秘密がわかったときに、
最後のオチがうっすらと読めてしまいます汗
そこからはバタバタとラストに突き進むかんじなのが惜しいたらーっ
できすぎた話だとも思うけど、
でも読後の気分はよく、きれいな純愛モノです。

あとでネットテレビで調べてみたら、
各章のタイトルはすべて山下達郎の曲ムードのタイトルから取ってるんですねニコニコ
はじめは「ダサイ」と思ってしまった表紙(失礼汗)も、
あえて80年代テイストにしたものだとわかりました。
そういう細かい演出があると知ると、
その本がより愛おしくなります。



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
クローズド・ノート/雫井脩介
| comments(2) | trackbacks(3) | 11:04 | category:    五十嵐貴久 |
# パパとムスメの7日間
パパとムスメの7日間
パパとムスメの7日間
五十嵐 貴久
パパとムスメの7日間/五十嵐貴久
朝日新聞社
1785円
評価 ☆☆☆
今時の高校生・小梅と冴えないサラリーマンのパパ。
ほとんど会話のない冷え切った親子関係の二人しょんぼり
しかしある日、
事故に巻き込まれた二人の人格が入れ替わってしまうびっくり!!
ドキドキの高校生活学校をもう一度体験することになるパパ、
一方、小梅は経験したことのないサラリーマン生活を体験するハメに・・・。
家族愛を描いたハートウォーミング小説ニコニコ



(感想)
年頃の女の子女には恥ずかしいことがいっぱいある!
特にお風呂温泉やトイレトイレのエピソードは
共感しつつ笑えます。

「娘の恋」
「父の会社でのビミョーな立場」
本当なら家族には絶対に踏み込んでほしくない領域に
関わらざるを得なくなる二人あせあせ

しかし、そんな秘密の領域を共有したことによって
二人はどんどん歩み寄っていく。
その過程がほのぼのあったかいるんるん

けど最後がちょっと急ぎ足すぎたかなーたらーっ
ヘタなブラックコメディみたいな展開にはちょっと閉口。
雑な印象が残ってしまったのが残念。

それとタイトルから二人の入れ替わりは
「7日間だけ」なんだとあらかじめわかってしまいますよね汗
こんなこと何もはじめから読者に知らしめることないのに・・・。

そんな不満も少しは感じるけど、
ライトで軽いモノを読みたいときにはいいと思うぴかぴか

東野圭吾の「秘密」など、
『入れ替わりモノ』はどれも大きなハズレがなく、
そこそこ楽しめるような気がします猫2



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
秘密/東野圭吾
| comments(0) | trackbacks(1) | 09:17 | category:    五十嵐貴久 |
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