隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 人のセックスを笑うな

JUGEMテーマ:文庫

 

 人のセックスを笑うな / 山崎ナオコーラ(河出文庫)

 

 評価 ☆☆☆

 

19歳のオレと39歳のユリ。

恋とも愛ともつかぬいとしさが、オレを駆り立てた・・・。

美術専門学校の講師・ユリと過ごした日々をみずみずしく描く、せつなさ100%の恋愛小説。

第41回文藝賞受賞作/芥川賞候補作。短篇「虫歯と優しさ」を併録。

 

 

 

(感想)

 

文藝賞がらみの作品とはあまり相性がよくないのだけど、

ナオコーラ作品は全部押さえておきたくて、だいぶ前の作品だけど読んでみた。

 

うーん、私はやっぱり比較的新しいナオコーラ作品が好きなのであって、

やっぱり初期の頃のはいまいちピンと来ないなぁ。

タイトルのインパクトがすべてというか、タイトルとストーリーが直結してない印象。

 

20歳も年上の女性と恋をした学生の視点から描かれるのだけど、

感情のぶつかり合いがなく、

自分が傷つかないように心の距離感を測りながら恋愛をしている・・・

そんな印象を受けました。

女39、男19・・・この年齢差の恋はどうしたって女主導になるだろうなぁ。

 

雰囲気を味わう作品という気がしました。

もう少し押しつぶされそうな感情のやり取りにドキドキしたかった。

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:34 | category:    山崎ナオコーラ |
# 美しい距離
評価:
山崎 ナオコーラ
文藝春秋
¥ 1,458
(2016-07-11)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 

 美しい距離 / 山崎ナオコーラ(文藝春秋)

 

 評価 ☆☆☆☆☆

 

妻は40歳代初めで不治の病におかされたが、

その生の息吹が夫を励まし続ける。世の人の心に静かに寄り添う中篇小説。

 

 

 

(感想)

 

私も8年前に家族をこの本の主人公と同じ病気で亡くしており、

それ以来、闘病モノの本も映画もドラマもドキュメンタリーも絶対に見ないように

過剰なほどに意識してここまできました。

山崎ナオコーラさんは私にとって「新刊が出ればどんな内容であれ読みたい作家」で、

この本も図書館の新刊コーナーで発見するなり、

内容を確認することもなく、ただ「ナオコーラだから」という理由で当たり前に借りてきました。

・・・なのに、まさか死にゆく妻に寄り添う夫の話だったとは・・・。

 

でも、読んでみて、この本を読めたことに感謝しています。

もう少し早くこの本に出会いたかった。

あの頃に感じた自分の気持ちに近いものがここには描かれていて、

常に手元に置いておきたい本だと感じました。買います、絶対買います。

 

主人公は病院やお葬式に来てくれた人や義父母とのやり取りの中で、

彼らとの考え方や立場の違いから悪気のない言葉にもカチンと来てしまう場面が多々ありましたが、

この主人公の「カチン」のスイッチが押されるタイミングが

私があの頃に感じた「カチン」のタイミングと似通っていたのがこの本を好きになった最大の理由です。

 

本の中で認定調査員が痛みを散らす薬を「麻薬」ということに対して、

主人公が違和感を覚える場面がありましたが、

これと似たようなことが私にもありました。

ウチも処方された薬の袋にはっきりと「麻薬」と書かれていて、それを見たときに感じた激しい怒り。

患者も目にする袋に「麻薬」ってどうなんですかね?

世間に一般に「麻薬」というのは服用すれば犯罪になるアレのことであり、

そんな言葉を簡単に記す神経がどうかしてると強いショックを感じたのを覚えています。

 

そして、家族が毎日病院に行くのは「死に際を見とりたいからか否か」という医師とのやり取りも・・・。

その瞬間を見逃さないために見張っているわけなんてあるはずがない。

瞬間に立ち会うことになんて何の価値も感じやしません。

大事なのはそれまでと、残された時間をともにどう過ごせるかだけ。

このへんの価値観の違いにも憤りを感じます。

 

主人公と妻の間にだって、食い違う点はあるんだから、

延命治療や最後の看取り方への思いは人それぞれに違います。

だから押し付けたり、経験者ヅラで上から目線で語られるのは嫌。

そこをどう尊重し、折り合いをつけていくのかが「優しさ」であり「思いやり」だと私は思っています。

 

そして迎えてしまう・・・死。

でも、その人との関係・向き合い方は死んだ後もぼんやりとつきまとうものであって、

P140に「妻に線香をあげるなんてちゃんちゃらおかしい」とあったけど、私も今でもそう思う。

あの人の仏壇に線香をあげてる自分、冷静に考えると本当にばかばかしい!!

私は今だってあの人が生きていた頃と同じように、

仏壇にふざけたものをお供えして「やってやった感」でニヤニヤしたり、

最新流行のお菓子をお供えして「どうだ?こんなのあんたは知らんだろw」と小馬鹿にしたり、

そういうスタンスで死者と向き合っています。

それでいいと思う。今までとおんなじ。

 

だから主人公の「死んだ人は神様になる」という考え方には共感できなかった。

妻が死んで、日に日に神に近付いていくと思っている夫はですます調の言葉で妻に語りかけるようになり、

一年が過ぎた頃には尊敬語や謙譲語まで出てくるようになります。

これが2人の新しい関係(距離)であり、

少しずつ離れることで夫のこれからにも明るい光が差してくる・・・そういうことなのでしょう。

これこそがタイトルでもある「美しい距離」なのでしょう。

でも、私はどうしてもそんな新しい距離感で死んだ人に接することはまだできず、

最後の「離れよう、離れようとする動きが、明るい線を描いていく」と一文が心にひっかかっちゃって。

でも、徐々にあの人が日々心を占める割合が薄らいでいくのも、

決して悪いことではないとわかってはいるんですけどね・・・。

主人公のゆるやかな変化に対し、

いつか自分もそのくらいの距離感で向き合えるようになれればいいなとは感じています。

 

やはりその状況に立ってみないとわからないことが多いです。

私は主人公と似た状況に置かれたことがあったからこそ、

この本にも強く共感できたのだと思います。

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:55 | category:    山崎ナオコーラ |
# この世は二人組ではできあがらない
JUGEMテーマ:小説全般

 この世は二人組ではできあがらない / 山崎ナオコーラ(新潮社)

 評価 ☆☆☆


1978年生まれの私は大学をでて働きながら、小説を書いている。
お金を稼ぐこと。国のこと。二人暮らしのこと。戸籍のこと。
幾度も川を越えながら流れる私の日常のなかで生まれた、数々の疑問と思索。
そこから私は、何を見つけ、何を選んでいくのだろうか。
「日本」の中で新しい居場所を探す若者の挑戦を描くポップな社会派小説。




(感想)

いつもグチグチなんか考えてて、モヤモヤがおさまらない?
山崎ナオコーラさんの小説は哲学的な部分があり、
そのめんどくささに自分と共通するものを感じています。
わかりすぎて、愛しさすらあふれ出るほどです。

何か決定的に大きい出来事があったわけじゃないけど、
仕事にも恋愛にも将来にも常にぼや〜〜んと不安を感じている。
夢はあるけど現実はそう簡単じゃなくて、淡々とゆるふわっと生きてる感じ?
「心の内側を見せること=カッコ悪い」みたいな素直じゃない感じは現代の若者のリアルをよくとらえているし、
主人公が作家を目指しているということから、ナオコーラさん自身の姿が主人公に重なりました。

今はまだ何もわからないし、何もできない。
だけど、そんな自分なりに漠然とだけど、
よりよい社会や素敵な未来を作ることに参加していきたいと考えているシオちゃんのことを私はいいなと思います。

あと、本筋とあまり関係ないけど、
手をキツネの形にして遊ぶエピソードがたまらなく好きでした。


 
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:26 | category:    山崎ナオコーラ |
# 太陽がもったいない
JUGEMテーマ:エッセイ

 太陽がもったいない / 山崎ナオコーラ(筑摩書房)

 評価 ☆☆☆☆


舞台は自室のベランダ。
ドラゴンフルーツ、除虫菊、バジル、朝顔、ミニトマト、ゴーヤーetc.etc.
スズメも毛虫もやってきて、まるでそこは世界のミニチュア。
震災を経て、結婚をして、生と死を見つめた日々を、魅力あふれるイラストとともにつづるエッセイ。



(感想)

ガーデニングエッセイでありながらも、
植物の成長や生態から感じた
山崎ナオコーラさんならではの哲学が詰め込まれていて、
同じくベランダガーデニングを趣味とする私には読み応えのある本でした。
ナオコーラさんは私よりもかなり手広くガーデニングをやっておられるようですが、
それが私にもできそうな範囲内でのことなので、
趣味の観点からもとても参考になりました。

ドラゴンフルーツの増え方を見て、「個体としての生き方」「集団の中の個人」という
哲学みたいな考えに迷い込んだり、
コンパニオンプランツから自分が人生で選択してきたことを深く考えたり、
ナオコーラさんのこういう性格も好きですなー。

本の下にページ数が振られていますが、
それが手書きでたまにイラストも入っててかわいいです。手が込んでます。
そういう演出・遊び心って大好きです。

植物を育てることで感じる一喜一憂が手に取るように共感でき、
私も来春のベランダをどうしようかと早々とワクワクがはじまってきました。
春が待ち遠しいです♪

ただしガーデニングエッセイなのに、写真が1枚もないのは残念でした。
 
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:00 | category:    山崎ナオコーラ |
# 反人生
評価:
山崎 ナオコーラ
集英社
¥ 1,512
(2015-08-26)

JUGEMテーマ:小説全般
 
 反人生 / 山崎ナオコーラ(集英社)

 評価 ☆☆☆☆


夫を亡くしてひとり暮らしの荻原萩子。
55歳で抱く、バイト仲間の年下女子・早蕨へのときめきと憧れ。
男と女、親と子、先輩と後輩、夫と妻。
無意識に人々のイメージに染み付いている役割や常識を超えて、
自由でゆるやかな連帯のかたちを見つける作品集。




(感想)

男女の友情・性別の差などモヤっとした微妙なものを描いている作品。
山崎ナオコーラさんには独特の哲学がある。
つい無意識に「人生」だとかなんだとか、
あえて考えなくてもいいようなことをウジウジ考えてることが多い私には
共感できるものが多かったです。
私は人に深く入り込むのが苦手だし、
どちらかというと形にこだわるよりはゆるやかな関係を築いていきたいタイプなので、
ここで描かれる人間関係には心地よさを感じました。

楽しいことは永遠には続かないし、
手離したくないものを手離さなきゃいけないこともある。
その儚さをしみじみ感じます。
それは決して悲しいことや、さびしいことじゃないんだよね。

そうして変わっていくことの美しさも素直に認められる人になりたいな。

こういう風にじっくりと「生き方」「成長の仕方」「変化の在り方」などにに向き合う作品もいいものですね。
うーん。だけど表題作を未来設定にしたのはどうだろう?
別段、これといった効果も感じられなかった気がします。
 
| comments(0) | trackbacks(0) | 16:49 | category:    山崎ナオコーラ |
# 可愛い世の中
評価:
山崎 ナオコーラ
講談社
¥ 1,512
(2015-05-20)

JUGEMテーマ:小説全般

 可愛い世の中 / 山崎ナオコーラ(講談社)

 評価 ☆☆☆


芳香剤のメーカーで働く地味な会社員、豆子は、
自身の結婚式を機に金銭感覚が人生が変化していく。
決して「モテ」を追求することなく、社会人としての魅力をアップしていきたい。
退職して、「香りのビジネス」を友人と起こそうと画策する豆子だが・・・。
香水に、セクシーではなく経済力という魅力を!




(感想)

4姉妹の食事シーンからはじまったので、この4姉妹を描くお話かと思いきや
次女の豆子の主観を細かく細かく綴ったお話だったのが意外!
一人の30代の女性の仕事・結婚・出産・お金などに関する考えを描きますが、
考えてることがぼかさず隠さず全部見える書き方だから、
読者には豆子の心情が手に取るように伝わります。

自立心を持ち、完ぺきを求め、自己をしっかりと保とうとする強い意志のある豆子。
少々めんどくさいけど、人に流されずまっすぐな点では素敵な女性です。
周囲の目が自分の意のするところに向かないもどかしさ、価値観の違いに戸惑い
世の中との折り合いの付け方に悩む。
発言小町に書いてあることに揺さぶられる姿には「わかるわー」と共感w
おそらく豆子のような考え方は時代の先をいっているのだと思います。
これからはこういう女性が増えるんじゃないかな。
てか、そんな世の中になってほしいです。

最後の友人の会社設立の件は豆子らしくない非現実的な話に思えたけど、
前向きなラストと言えばそうともいえるし、
豆子のいい意味での変化につながるとも言えなくもない。
まぁ、妥当なラストではあったのかな?
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:21 | category:    山崎ナオコーラ |
# ボーイミーツガールの極端なもの
評価:
山崎ナオコーラ
イースト・プレス
¥ 1,728
(2015-04-17)

JUGEMテーマ:小説全般

 ボーイミーツガールの極端なもの / 山崎ナオコーラ(イースト・プレス)

 評価 ☆☆☆☆☆


年齢も性別も境遇も異なる男女が出会い、恋をし、時には別れを経験する。
「絶対的な恋なんてない」
不格好でも歪でもいい、人それぞれの恋愛の方法を肯定する連作小説集。
人気多肉植物店・叢Qusamuraの店主・小田康平が植物監修を務める。


(感想)

久々にさわやかでほっこり気持ちのいい恋愛小説を読みました。

「ボーイミーツガールの極端なもの」という作品タイトルもインパクトあるし、
各章のタイトルもユニークで秀逸。
タイトルセンスで好奇心をくすぐるセンスのある作品です。

自由で、のびのびとしていて、個性的な恋をする人たちの連作短編集で、
すべてのお話にサボテンが絡んできます。
棘があって不格好なサボテンと一筋縄ではいかない恋愛をうまく重ね合わせてるのでしょう。
正直、サボテンとリンクさせる必要性はあまり感じませんが、
1つ1つのサボテンの写真と特徴が載っているので、
植物好きなワタシ的には「今度はどんなサボテンかな?」という楽しみもありました。

いくつになっても、どんな状況にあっても、恋するときめきは忘れたくない。
恋は心を成長させてくれるものでもあり、冒険させてもくれるものでもある。
恋だけではなく、人生を描いているとも言えますね。
今まで読んだナオコーラさんの作品ではこれがベストです。大好き!
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:10 | category:    山崎ナオコーラ |
# ニキの屈辱
評価:
山崎 ナオコーラ
河出書房新社
¥ 1,365
(2011-08-05)

JUGEMテーマ:小説全般
 
 ニキの屈辱 / 山崎ナオコーラ(河出書房新社)

 評価 ☆☆☆

ああ、そうか。屈辱ってそういうことなのか。

女だからってなめられたくない、性別にこだわらず仕事で評価されたい・・・。
そうした思いを強い抱いて写真家としての道を生きる“ニキ”が恋をし、
プライベートでは恋する乙女になっていく。
そのツンデレぶりがかわいい、そして危うさがたまらない。

2人の仲は態度や体ではなく、きちんと言葉にした時にだけ進む。
でも、やはり2人は写真家。
最後には言葉以上に写真で気持ちをわかりあってしまった。
最後の最後に「ちゃんと好かれていたんだ。私、人間だったんだ」って涙するニキが切ない。
ここにきて、やっと2人は同じ位置に立ったのに・・・。
恋って一人じゃできないもんね。残酷だなぁ。
でも、写真で終止符を打った加賀美君も師匠であるニキに対して、
最高の別れ方をしてあげたんだと思う。
いい男になったんだね。

私、河出書房新社の本とは相性が悪いイメージだったんだけど、
今回は楽しめました。
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:08 | category:    山崎ナオコーラ |
# 長い終わりが始まる
評価:
山崎 ナオコーラ
講談社
¥ 1,260
(2008-06-26)
コメント:小笠原の性格の悪さばかりが気になる

JUGEMテーマ:小説全般
●長い終わりが始まる/山崎ナオコーラ
●講談社
●1260円
●評価 ☆☆
大学4年生の小笠原はマンドリンサークルに所属している。
就職活動よりも人間関係よりも趣味のマンドリンに命をかけているから、
他のメンバーのように軽い気持ちでサークル活動を楽しむことを軽蔑している。
だからみんなと活動以外の場面でつながることがなかなかできない。
そんな小笠原にもとても好きな人がいるのだが・・・。
いつまでも流れていく時間を描いた青春文学。




(感想)
何が起こるわけでもない淡々としたお話でした。
主人公の小笠原のひねくれまくった性格の悪さがすごーく気になります
こういう難しい人って身近にいたら案外好きなんだけど、
サークル内の関係とか客観的にみちゃうと嫌な人だなぁ。
やったことがないのに、
「この年になってもコンドームのことが言い出せない自分がふがいない」
とか思っちゃってるところなんかほんとイヤ。

マンドリンの技術は誰もが認めるけれど、
その性格ゆえに決してリーダーやサークルの重要人物になることはできない。
それにすんごくムカついている女・小笠原。
我が道を行く系のキャラと思われてるけど、実際はサークル内の序列を誰よりも気にして、
自分の居場所を求めている。
素直すぎるから、人に見せなくてもいいところまで見せて嫌われてるタイプ。

小笠原が田中に恋をする気持ちってほんとに恋なのかなぁ?
たんに音楽の同志を求めてただけのように思う。
田中の女ったらしなところ見極められず、いいように遊ばれちゃったってこと。
結局は小笠原にも見る目がなかった。

男も女も登場人物はすべて名字で呼び捨てで書かれているので、
誰が男で誰が女なのかわからなくなり、困りました。
でも、もしかしたらこれは小笠原が彼らを男とか女とかそんなことどーでもよくて、
単に記号としてしか意識してないことを表してるのは?と思い、
つくづく小笠原に呆れてしまいます。

恋をしたり挫折をしたりして、小笠原が性格を改めるとかでなく、
最後まで徹底的にいやな女だった。一体、何が描きたかったんだろう・・・。
しかし、社会に出ると今の小笠原の自己主張やわがままは通じなくなる。
彼女はどんな大人になるんだろう。
その後の彼女の見てみたいかも。
| comments(4) | trackbacks(1) | 12:45 | category:    山崎ナオコーラ |
# カツラ美容室別室
カツラ美容室別室
カツラ美容室別室
山崎 ナオコーラ
カツラ美容室別室/山崎ナオコーラ
河出書房新社
1260円
評価 ☆☆☆
オレは梅田さんの紹介で
「カツラ美容室別室」の人たちと出会った。
店長の桂さんはカツラをかぶった美容師で、
オレと同じ年で27歳のエリちゃんと
24歳のゆかりさんの3人がカツラ美容室別室の面々。
出会ったその日、オレたちは花見桜に行くことになったが・・・。
大人の事情、大人の友情、大人の交流の行方は?



(感想)
うーん。
非常に感想の書きにくい本ですひやひや

美容師があからさまにそれとわかるようなカツラをかぶってて、
しかもその人の名字が「桂さん」って
設定自体は個人的にドンピシャ猫2
でもお話に深みがないんだよな〜。

大人の男女が出会い、
当然ながら恋愛対象ラブとして見始めて、
なんとなくいい雰囲気になるんだけど、
でも付き合うには至りませんでした・・・みたいな話。
そんなことはもう全然珍しくもないでしょう。
この2人が盛り上がっている様子もまったくないから、
読み手にもドキドキやワクワクがなくて淡白な感じ。
カツラの美容師・桂さんも絡んでくるんだけど、
設定に負けないほど強烈なキャラってわけでもないし、
どうなんだか[:ふぅ〜ん:]

面白くも、面白くなくもなく、
「ふーん、そうなんだ」で終わっちゃうのです。
なんだかこんな感想ですいません。

・・・で、ブログを書こうと思い、出版社をみてみて納得たらーっ
【河出書房新社】か・・・。
ここの本、どれを読んでもイマイチ物足りないんだよな〜。
はじめから知ってたら読まなかったかも汗
| comments(0) | trackbacks(2) | 11:21 | category:    山崎ナオコーラ |
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