# 心臓異色
2015.05.20 Wednesday
JUGEMテーマ:小説全般
心臓異色 / 中島たい子(光文社)
評価 ☆☆
カコ、ミライ、イマ―― あなたは、どこにいますか。
中古の人工心臓を移植してから性格が変わった男は、
その心臓の前のオーナーをたどってみることに――(「心臓異色」)
レコード、車、家、ロボット……誰かの想いを宿した"古いもの"たちが伝える、
すこし不思議な作品集。
(感想)
あれれ?中島さん、どうしたのかな??というのがまず思ったこと。
これまで、中島さんには現代の女性が興味を向けそうなテーマをうまくつかんでいる作家というイメージがありました。
だけど、今回は今まで読んだものとは全然違う。
以前読んだ「LOVE&SYSTEMS」がちょっと近未来っぽかったから、
作風が変化してるのかな。
短編集なのですが、
「世にも奇妙な物語」とか星新一さんの作品にありそうな感じです。
うーん、ちょっと苦手なジャンルでした(^_^;)
テーマは「誰かの想いを宿した"古いもの"」。
中古の家・車・人工心臓・ロボット・・・などなど。
特に印象深かったのは
いちばんはじめに収録されている「家を盗んだ泥棒」でしょうか。
設定と最後に残る悲しさが切なかったです。
心臓異色 / 中島たい子(光文社)
評価 ☆☆
カコ、ミライ、イマ―― あなたは、どこにいますか。
中古の人工心臓を移植してから性格が変わった男は、
その心臓の前のオーナーをたどってみることに――(「心臓異色」)
レコード、車、家、ロボット……誰かの想いを宿した"古いもの"たちが伝える、
すこし不思議な作品集。
(感想)
あれれ?中島さん、どうしたのかな??というのがまず思ったこと。
これまで、中島さんには現代の女性が興味を向けそうなテーマをうまくつかんでいる作家というイメージがありました。
だけど、今回は今まで読んだものとは全然違う。
以前読んだ「LOVE&SYSTEMS」がちょっと近未来っぽかったから、
作風が変化してるのかな。
短編集なのですが、
「世にも奇妙な物語」とか星新一さんの作品にありそうな感じです。
うーん、ちょっと苦手なジャンルでした(^_^;)
テーマは「誰かの想いを宿した"古いもの"」。
中古の家・車・人工心臓・ロボット・・・などなど。
特に印象深かったのは
いちばんはじめに収録されている「家を盗んだ泥棒」でしょうか。
設定と最後に残る悲しさが切なかったです。