隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# ヴァラエティ 
評価:
奥田 英朗
講談社
¥ 1,296
(2016-09-21)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 ヴァラエティ / 奥田英朗

 

 個人的評価 ☆☆☆★★

 

「奥田英朗はぜんぶ読んでる」という人にも、

じつはまだ読んでいない作品があるかも。

単行本初収録の短篇をはじめ、現在入手困難となっているアンソロジーの短篇、

唯一のショートショート、数少ない貴重な対談などを収録。

コアなファンからちょっと気になった人まで、

レアな奥田英朗を楽しめるスペシャル作品集!!

 

 

 

(感想)

 

著者本人が「あとがき」という名の「いいわけ」で書いているのですが、

今作はこれまで本としてまとまらず、

お蔵入りになりかけていた作品をまとめて出版したものです。

短編・ショートショート、はたまた対談まで盛り込んであり、まるでごった煮状態!

まぁ、これで奥田英朗初読みという人はいないでしょう。

コアなファンのため、そして著者本人のために出版された本ではなのでしょうか。

と、そういう経緯で出版された本なので安い紙を使ってるし、スピンもありませんw

 

なかでも一番印象に残ったのは「セブンティーン」という短編。

この親子(母と娘)のそれぞれのオンナゴコロ・・・わかるな〜。

ここに父親が介入するのは気持ち悪くて絶対にナシ!!

でも、これを高校生の娘がいてもおかしくない世代の男性である

奥田さんが書いてるというのが笑えますww

 

山田太一さんとの対談では、

「よく生きる人は、真実に深入りしない」という言葉が印象的でした。

諦めることは一種の美学・・・。

これに似たことが以前よしもとばななさんの小説にも書かれてて

強く心に残ったのを覚えています。

自分には無理っぽいことにがむしゃらにチャレンジするより、

実現可能な世界で自分を磨いていく・・・・

うん、そっちの方が現実的で素敵な生き方かもしれないなぁ。

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:11 | category:    奥田英朗 |
# ナオミとカナコ
評価:
奥田 英朗
幻冬舎
¥ 1,836
(2014-11-11)

JUGEMテーマ:小説全般

 ナオミとカナコ / 奥田英朗(幻冬舎)
 
 評価 ☆☆☆☆☆


望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。
夫の酷い暴力に耐える専業主婦の加奈子。
三十歳を目前にして、
受け入れがたい現実に追いつめられた二人が下した究極の選択・・・。
前代未聞の殺人劇が、今、動き始める。比類なき“奥田ワールド”全開!




(感想)

旅行先のホテルで読んだんですけど、
温泉入るのもそっちのけで1日で読んでしまいました。
そのくらい面白かったです。こんなに夢中で読んだ小説は久しぶりでした。

完璧だと思っていた殺人計画も所詮は「素人の浅知恵」。必ずどっかに穴はある。
今まで普通の生活を送って来た平凡な女性が
殺人を犯そうっていうんだからそりゃそうでしょう。
でも、そこが逆によかったんです、生身の人間らしくて。

「困った」「やるしかない」「どうしよう」「やばい」・・・
ただ我慢だけして生きてきたのに、どんどん積極的になっていくカナコ。
たった一人の親友のためにどこまでも協力して頼りになるナオミ。
2人の心の動きが手に取るようにわかり、
どうしてそうしなきゃいけないのかがちゃんと読者に伝わる、共感できる。
読者の誰もが「共犯者」となり、必死で2人をなんとか逃がしてあげたい!と思ってしまう。
とにかくのめり込む魅力のある作品でした。


 
| comments(0) | trackbacks(0) | 17:14 | category:    奥田英朗 |
# 我が家の問題
評価:
奥田 英朗
集英社
¥ 1,470
(2011-07-05)
コメント:あるある!と共感せずにはいられない、我が家の些細な問題

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 我が家の問題 / 奥田英朗
 ● 集英社
 ● 1470円
 ● 評価 ☆☆☆☆☆
平成の家族小説シリーズ第2弾!
完璧すぎる妻のおかげで帰宅拒否症になった夫。
両親が離婚するらしいと気づいてしまった娘。
里帰りのしきたりに戸惑う新婚夫婦。
誰の家にもきっとある、ささやかだけれど悩ましい6つのドラマ。


(感想)

「家日和」に続く第2弾のようです。
だから「家日和」」が大好きな私には読む前から面白いことがわかっていました
ごく普通の一般家庭にあるささいな問題を面白おかしくつづっているので、
“あるある〜!”“うわ〜・・・気の毒(-_-;)”なんて思いながらクスクス笑いながら
あっというまに読み終えてしまいました。

なかでも「夫とUFO」と「ハズバンド」の奥さんはサイコー!
頭ごなしに批判したり、怒ったりせず、影で問題と向き合いながらも夫と支える妻の姿に
私ももし夫に何かあった時はこんな風にありたいな〜、と感じました。
やはり支えてくれるのは家族なんですよね。

後味がすっきりしないお話もあったけど、
この家族の生活はこれからも続いていく・・・と思えば納得出来そうな気がします。
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# 純平、考え直せ
評価:
奥田 英朗
光文社
¥ 1,470
(2011-01-20)
コメント:面白いんだけど、もう少し何かが欲しかった

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 純平、考え直せ / 奥田英朗
 ● 光文社 
 ● 1470円
 ● 評価 ☆☆☆
坂本純平、21歳。。新宿・歌舞伎町のチンピラにしてみんなの人気者。
心酔する兄貴分の命令は何でも聞くし、しゃべり方の真似もする。
女はちょっと苦手だが、困っている人を見るとほうっておけない。
そんなアナクロな純平が組長から受けた指令、それは鉄砲玉(暗殺)。
決行までの三日間、自由時間を与えられた純平は羽を伸ばし、さまざまな人たちと出会う。
しかしその間、携帯サイトではなんと「純平」に関するスレッドが立ち──。  
 

(感想)

軽く読めるテンポのいい小説でした。
昔ながらの任侠の世界と、ネットでつながる現代社会の妙な交わりが面白い。
でも、もう一味、何かが欲しかったような気がします。

気のいいヤクザの純平が組長から命じられた指令は・・・鉄砲玉。
決行までの3日間、自由な時間を与えられた純平は様々な人と出会う。
彼らとの出会いにより、純平はどんどん素敵なものを手に入れていくのに、
それに気づかず突っ走ってしまうのだろうか。
最後の最後。
純平がどうなったのかは読者の受け取り方次第です。
読んでいる間、心の中でずっと「純平、考え直せ!!」って叫んでました。
憎たらしいくらいうまいタイトルですな。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:01 | category:    奥田英朗 |
# 無理
評価:
奥田 英朗
文藝春秋
¥ 1,995
(2009-09-29)
コメント:5人の人生が交差した時・・・この厚みなのに一気に読めます!

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 無理 / 奥田英朗
 ● 文藝春秋
 ● 1995円
 ● 評価 ☆☆☆☆
人口12万人の寂れた地方都市・ゆめの。
この地で鬱屈を抱えながら生きる5人の市民が陥った思いがけない事態・・・。
「ゆめの」の住人であるということ以外、まったく共通点も接点もない5人の人生が
ほんの少し交差した時、ある事件が起こる・・・・奥田英朗、渾身の群像劇。



(感想)

合併によりできた地方都市「ゆめの」を舞台に描く群像劇。

弱者を主張する身勝手な市民に嫌気がさしているケースワーカー・相原友則。
東京の大学に進学し、この町を出ようと心に決めている高校2年生・久保史恵。
暴走族上がりで詐欺まがいの商品を売りつけるセールスマン・加藤裕也。
スーパーの保安員をしながら新興宗教にすがる、孤独な48歳・堀部妙子。
もっと大きな仕事がしたいと、県議会に打って出る腹づもりの市議会議員・山本順一。
ゆめのに暮らしているということ以外、何の共通点も接点もない5人の生活を少しずつ描くのだけど、
最後の最後ですべての人生がとんでもない形で交わってしまいます。

現実に本当に存在しそうな街「ゆめの」。
地方都市の抱えている問題や、這い上がりたいけれど這い上がれない
底辺にいる人間のあがきと失望感をリアルに描いています。
無意識にも何かに縛られて、もがいているうちに、
突然に人生が「パーン!」とはじけてしまった・・・5人に言わせるとここに描かれた出来事はそんなかんじじかも。
それぞれの暮らしや考え方をとても丁寧に描いており、
グイグイと読ませる作品ではあるのだけど、最後の結末が無理やりすぎて
せっかくの読ませる長編小説の結末としては弱かった・・・。
まさに「こんな結末、受け入れるのは無理!」ってかんじです。

それにしても、ゆめのと同じく雪の多い地方に暮らす人間としては納得できない点も
いまどき、タイヤにチェーンなんか使っている人いないし、
雪が降り始める前にみんなちゃーんとスタッドレスに履き替えてるのが常識。
この本の人たちみたく、無理やりにツルツルの雪道をノーマルタイヤ(しかも営業車!)で走行したり、
雪降りまくってからあわてて交換する人なんて・・・そんな人、いませんから
それだけはまったくリアリティにかけてます。
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:46 | category:    奥田英朗 |
# 家日和
家日和
家日和
奥田 英朗
JUGEMテーマ:読書

家日和/奥田英朗
集英社
1470円
評価 ☆☆☆☆☆
ネットオークションPCにはまる専業主婦。
会社が倒産し、主夫となる営業マン。
妻が家を出ていき、部屋を自分好みに変えていく楽しみを知るサラリーマン。
男と妻女
ちょっとずれていて、でも愛情がないわけでなく…。
ずっと外にいた夫の王国王冠2か。
それとも、ずっと家にいた妻の城か。
「家家」にまつわる短編集。



(感想)
長く一緒に生活していると、
何かをしてもらうのも当たり前になったり、言葉も足りなくなってくる。
本来、家はもっともくつろげる自分の王国であるはずなのに、
どうしてこんなに居心地が悪いのか。

自分の持っていないものは眩しくみえるものです。

家にいる主婦は家事をすることが当たり前になり、
誰からも感謝も評価もしてもらえない。

家のことをすべて妻に任せっきりだった夫は
家の中でも安らげる「自分だけの場所」が欲しい。

長い間、失っていたものを得た彼らはイキイキと輝きだす。
でも、本当に自分にとって必要なのは・・・。

はずれのない粒ぞろいの短編集です。
どの主人公の心情も理解しやすく、身近に感じられます。
「ああ、わかるわかる!」的なエピソードがてんこ盛り!

特にロハスにハマった妻と困惑する家族を描く「妻と玄米御飯」の辛さといったらわーい
妻は家族の健康のためにやってるんだよね。
でも、育ち盛りの子供にこの食生活はきつい汗
過度な健康志向って他人から見れば滑稽だし、
宗教のように思われても仕方のないこと。
このへんの温度差って本当に難しいたらーっ
すごくいいところに目をつけた作品でした!!

我が家家に「ただいまー」と帰った時に、
窓からこぼれるぬくもりのある明かりと迎えてくれる家族。
幸せの価値は、
失いかけた時にはじめて気づくものなのかもしれません。
自分が持っていない物を数えるよりも、
持っている物を見つめなおすことが幸せの近道なのかもニコニコ
| comments(2) | trackbacks(1) | 11:02 | category:    奥田英朗 |
# 港町食堂
港町食堂
港町食堂
奥田 英朗
港町食堂/奥田英朗
新潮社
1365円
評価 ☆☆☆
N木賞受賞でさらに多忙に、もっとワガママになった、
自称「品川イチの偏屈作家」を待ち受ける受難の数々。
高知、宮城、釜山、日本海、そして稚内と旅する
毒舌炸裂、阿鼻叫喚、トドメに感涙必至の紀行エッセイ。



(感想)
N木賞受賞王冠2でさらに多忙に、
もっとワガママになった奥田英朗の紀行エッセイラッキー

旅のコンセプトは
高知、宮城、釜山、日本海、そして稚内へすべてを船船やフェリーを使って行くこと。
飛行機飛行機ら1時間でいけるところもあくまで海路。
わざわざ遠回りして(新幹線で何時間も移動して港に行くことも厭わない)
船の出る港から出発するという徹底性が笑える!!

しかも最初の旅は待遇が良かったのに、
2回目から二等客室に格下げされてしまう
N木賞作家の扱い方にも爆笑しました楽しい

陸に着くたびに
“取材だから”“若い編集者やカメラマンに食べさせないと”なんて言い訳しながら
美味い魚介を食べ放題食べる。
そしておなかがいっぱいになれば、美人ママのいるスナックへ・・・。

私なんかは旅先の小さなスナックに入って、
ママや地元の人達と話をしてみたいという気持ちはありながらも
勇気がなくてなかなかそいうお店には入れない性格ひやひや
だからこんな旅の楽しみ方はホントに羨ましいムード

なんだかんだ毒づきながらも、
旅を満喫している様子がうかがえます。
言えないことはない気軽な雰囲気もあり、
実に羨ましい(むしろ悔しい)思いで読ませてもらいました。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:30 | category:    奥田英朗 |
# 町長選挙
町長選挙
町長選挙
奥田 英朗
町長選挙/奥田英朗
文藝春秋
1300円
評価 ☆☆☆
離島に赴任した精神科医の伊良部。
そこは、島を二分して争われる町長選挙の真っ最中だった。
伊良部もその騒動に巻き込まれてしまうことになるが・・・。
「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」でお馴染みの
トンデモ精神科医の暴走ぶり健在びっくり!!



(感想)
「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」でおなじみの
トンデモ医師病院・伊良部先生シリーズの第三弾です。

このシリーズ、どんどん笑えなくなってきているんだけど、
(というか、伊良部の変態っぷりに読者が慣れてきている)
それでも読んじゃいますたらーっ

今回は4話が収録されていて、
そのうちの3つは恐ろしいことに「実在の有名人がモデル」になっている。
やー、これ本人から苦情くるんじゃないの!?ってくらいやばい冷や汗

特にね、「カリスマ稼業」に登場する二人の女優・
白木カオルと川村こと美の確執なんかは
モデルにされてしまったお二人の静かな争いが目に見えるよう汗

よくか書けたな〜、と奥田先生の勇気にまず驚きますわたらーっ
そしてなぜ、この3人を題材にしなければならなかったのか・・・
安易に題材を選ばれたような気がしてギモンです。

伊良部の変態ぶりは健在だけど、
今回はマザコンの一面や、
お金にやけに汚いとこがすんごくやらしく描かれていて、
キモくて嫌な人度は確実にエスカレートしてるどんっ

でも前作までは、伊良部の無邪気さとバカさが不思議に作用して
患者達の症状が緩和していくように描かれていたけれど、
さすがに今回はシリーズを続けるために無理に書いたような、
もうこじつけのようにしか思えない。
伊良部は実は「無意識の名医」なのかとも思っていたんだけど、
果たして・・・。

それと・・・
あの伊良部先生が30万や50万でなびいちゃうのがなんだか悲しいあせあせ
だってスーパー金持ちですよ!?
たとえお小遣い制とはいえ、50万くらいで・・・。
う〜ん、でもその汚らしさが伊良部先生なのかな〜。

もひとつ。
マユミのキャラクターもどんどん変わってる気があせあせ
彼女は無口に注射してくれるだけでいい[:ふぅ〜ん:]
人間性(しかも意外な一面)が見えるような場面はほんといらないよひやひや

でも「オーナー」の騎馬の場面は読了した今でも
想像するだけで笑えます猫2



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
「イン・ザ・プール」/奥田英朗
「空中ブランコ」/奥田英朗
| comments(2) | trackbacks(0) | 09:33 | category:    奥田英朗 |
# 空中ブランコ
空中ブランコ
空中ブランコ
奥田 英朗
空中ブランコ/奥田英朗
文藝春秋
1300円
評価 ☆☆☆
人間不信のサーカス団員、尖端恐怖症のやくざ、ノーコン病のプロ野球選手。
困り果てた末に病院病院を訪ねてみれば…。
ここはどこ!?なんでこうなるの!?
この人、ホントに医者なの!?
怪作『イン・ザ・プール』のトンデモ精神科医・伊良部が再び暴れ出すどんっ




(感想)
あの変態医師・伊良部先生再び!!

でも“笑える度”は前作の「イン・ザ・プール」の方が上かなぁ。
伊良部先生の変態ぶりに、
もう自分が慣れてきているというのもあるのでしょうが汗

伊良部先生が患者のプライベートにまで入り込み、
引っ掻き回すことによって
いつの間にか患者の病気は治っているというこの“伊良部療法”。

これってある意味では理想的な治療法なのかもしれない
カウンセリングや薬に頼らず、
人とのふれあいによって自然治癒していく治療。

伊良部先生はもしかしたら現代に必要な名医なのかも?

最後に。
伊良部やマユミの“常識のあるいい人”な一面を描くのは
ファンとして面白くないなぁぶー
2人には傍若無人にめちゃくちゃに動いてほしい!!

「女流作家」の最後でマユミが見せた素直な態度、
あれはいただけないですよねーたらーっ


●この本が好きな人におすすめなのは・・・
「イン・ザ・プール」/奥田英朗
「町長選挙」/奥田英朗
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:35 | category:    奥田英朗 |
# サウス・バウンド
サウス・バウンド
サウス・バウンド
奥田 英朗
サウス・バウンド/奥田英朗
角川書店
1785円
評価 ☆☆☆☆☆
僕の父さんは元過激派とかいうやつで、
いつも家家にいて小説鉛筆2を書いている。
学校学校なんか行く必要ないとか言うのだけれど……。
少年の視点を通して、
変わり者の父に翻弄される家族を描く、長編大傑作!


(感想)
舞台は一部は東京。二部は沖縄。

家族は一部の後半である事件に巻き込まれ、
沖縄に引っ越して新生活をはじめるという流れです。

驚かされるのはこの一部と二部の違いびっくり
まったく違う世界の扉を開け放ったかのように世界が変わる!
こりゃすごいわー拍手
二つの作品を読んだかのような満足感がありましたラッキー

東京での生活は主人公の二郎の“子供ながらの悩み”が主題。
しかし、子供といってもしっかりと
子供なりの責任のとり方を考えている。

この年代の子って大人が思ってる以上に大人?

子供の心のうちをのぞけます。
(それにしても向井君のような子供はホントにいるのでしょうか?)

二部は沖縄という開放的な地が舞台。
子供達は父の真の姿をはじめて目にすることになります。

都会という場所は父の肌には合わなかったらしい。
生き生きとした父の姿を見て、
子供達も次第と成長していく姿が微笑ましく、
爽快感の残るラストでした。
| comments(0) | trackbacks(0) | 16:50 | category:    奥田英朗 |
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