# ティーンズ・エッジ・ロックンロール
2015.09.28 Monday
JUGEMテーマ:小説全般
ティーンズ・エッジ・ロックンロール / 熊谷達也(実業之日本社)
評価 ☆☆☆
2010年、主人公・匠は宮城県の港街、
仙河海市内(気仙沼市がモデル)の高校生。
中学時代の友人らと組んだバンド「ネクスト」の解散をきっかけに、
高校の軽音楽部への入部を決める。
意を決して覗いた部室には、
不思議な魅力を持ったミステリアスな美少女・遥がいた。
軽音部の部長だという遥に惹かれる匠だが、
彼女の過去にはたくさんの秘密があるようで……?
故郷とは何か、故郷では生きるとはどういうことなのか?
2011年3月の運命の日を前に、
小さな港街で夢を追う少年と少女の青春が強烈に輝く。
(感想)
宮城県気仙沼市をモデルとした港町で、
地元の高校生達がライブハウスを作るまでの物語。
あらすじも知らずに読み始め、
タイトルから勝手に恋愛あり・青春ありの
さわやかな青春ストーリーかと思っていましたが、
まさかこれが2011年3月のあの出来事につながるとは思いませんでした。
ストーリーが出来過ぎてるし、軽い青春モノっぽかったのに、
最後の章ですべてが覆されましたね。
あの震災があり、主人公たちの築き上げたものがすべて流されてしまったと思うと、
より一層「故郷」「地域」というものの大きさ・かけがえのなさを感じます。
あの出来事はほんとにつらい出来事だったけど、
あれがあったからこそ見えてきた強い思いや絆もあるんだろうなぁ。
前向きなラストがよかったです。
ティーンズ・エッジ・ロックンロール / 熊谷達也(実業之日本社)
評価 ☆☆☆
2010年、主人公・匠は宮城県の港街、
仙河海市内(気仙沼市がモデル)の高校生。
中学時代の友人らと組んだバンド「ネクスト」の解散をきっかけに、
高校の軽音楽部への入部を決める。
意を決して覗いた部室には、
不思議な魅力を持ったミステリアスな美少女・遥がいた。
軽音部の部長だという遥に惹かれる匠だが、
彼女の過去にはたくさんの秘密があるようで……?
故郷とは何か、故郷では生きるとはどういうことなのか?
2011年3月の運命の日を前に、
小さな港街で夢を追う少年と少女の青春が強烈に輝く。
(感想)
宮城県気仙沼市をモデルとした港町で、
地元の高校生達がライブハウスを作るまでの物語。
あらすじも知らずに読み始め、
タイトルから勝手に恋愛あり・青春ありの
さわやかな青春ストーリーかと思っていましたが、
まさかこれが2011年3月のあの出来事につながるとは思いませんでした。
ストーリーが出来過ぎてるし、軽い青春モノっぽかったのに、
最後の章ですべてが覆されましたね。
あの震災があり、主人公たちの築き上げたものがすべて流されてしまったと思うと、
より一層「故郷」「地域」というものの大きさ・かけがえのなさを感じます。
あの出来事はほんとにつらい出来事だったけど、
あれがあったからこそ見えてきた強い思いや絆もあるんだろうなぁ。
前向きなラストがよかったです。