隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# ティーンズ・エッジ・ロックンロール
JUGEMテーマ:小説全般

 ティーンズ・エッジ・ロックンロール / 熊谷達也(実業之日本社)

 評価 ☆☆☆


2010年、主人公・匠は宮城県の港街、
仙河海市内(気仙沼市がモデル)の高校生。
中学時代の友人らと組んだバンド「ネクスト」の解散をきっかけに、
高校の軽音楽部への入部を決める。
意を決して覗いた部室には、
不思議な魅力を持ったミステリアスな美少女・遥がいた。
軽音部の部長だという遥に惹かれる匠だが、
彼女の過去にはたくさんの秘密があるようで……?
故郷とは何か、故郷では生きるとはどういうことなのか?
2011年3月の運命の日を前に、
小さな港街で夢を追う少年と少女の青春が強烈に輝く。




(感想)

宮城県気仙沼市をモデルとした港町で、
地元の高校生達がライブハウスを作るまでの物語。

あらすじも知らずに読み始め、
タイトルから勝手に恋愛あり・青春ありの
さわやかな青春ストーリーかと思っていましたが、
まさかこれが2011年3月のあの出来事につながるとは思いませんでした。
ストーリーが出来過ぎてるし、軽い青春モノっぽかったのに、
最後の章ですべてが覆されましたね。
あの震災があり、主人公たちの築き上げたものがすべて流されてしまったと思うと、
より一層「故郷」「地域」というものの大きさ・かけがえのなさを感じます。
あの出来事はほんとにつらい出来事だったけど、
あれがあったからこそ見えてきた強い思いや絆もあるんだろうなぁ。

前向きなラストがよかったです。
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:25 | category:    熊谷達也 |
# 調律師
評価:
熊谷 達也
文藝春秋
¥ 1,838
(2013-05-24)

 調律師 / 熊谷達也(文藝春秋)

 評価 ☆☆☆


「音」を「香り」として感じる身体。それが、彼女が私に残したものだった―。

仙台在住の直木賞作家が、3.11の後に初めて描く現代小説。


ある出来事がきっかけで、

ピアノの音を聞くと「音」だけでなく「香り」も感じることができるようになった調律師の喪失感と再生までを描きます。


熊谷達也さんは宮城県出身の作家なので、

今作には震災の様子もしっかりと描かれています。

震災があったのはこの作品の第3話を書き始めようとしていた頃だったということで、

あの出来事がこの作品の流れもテーマも大きく変えてしまったのだそう。

たしかに途中からストーリーが急転した印象は否めませんが、

作家としていま書くべきものは「これ」だ。

熊谷さんはきっとそう思ったに違いない。その気持ちは十分に感じられます。


主人公はある出来事をきっかけに喪失感を抱えて生きて来た人だけど、

震災をきっかけに前を向いて歩けるようになった。

そうやって苦難を乗り越えて、

さらにもう一段、強くなれるってたくましいよね。

私もそんな強さが欲しいよ。


ピアノやクラシックに詳しくないと「?」な部分も多い作品でしたが、

読書の秋に美味しいコーヒーでも飲みながら読むにはぴったりの作品じゃないかなぁ

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:12 | category:    熊谷達也 |
# モラトリアムな季節
評価:
熊谷 達也
光文社
¥ 1,680
(2010-03-19)
コメント:「七夕しぐれ」の続編なのですが・・・

JUGEMテーマ:小説全般
 ● モラトリアムな季節 / 熊谷達也
 ● 光文社
 ● 1680円
 ● 評価 ☆☆
大学受験に失敗した和也は、仙台の予備校に通うため独り暮らしを始める。
仙台へ来てまずはじめに頭に浮かんだのは、小学校5年生のときに住んでいたO町のこと。
和也に大きな影響を与えた特別な町、そしてともに過ごした仲間たち。
しかし、あの思いで深い5軒の家はあとかたもなく消えていて・・・。
昭和50年代を舞台に、主人公の姿をみずみずしく描写した青春物語。
『七夕しぐれ』の続編。



(感想)

差別問題に正面から向き合った「七夕しぐれ」の続編なのに、
今回は恋や受験に悩む和也のゆるい生活が描かれているだけで、
「七夕しぐれ」のファンとしてはすごく残念でした。
淡い思い出を汚されたような??・・・そんなかんじ。
でも、この時代に仙台で青春時代を送った人には鳥肌がたつほどリアルな情景が描かれているんだろうなぁ。
なんだか私小説のような雰囲気も感じさせるんですよね。
どうして「七夕しぐれ」の続編がこんなふうになっちゃうのか私は理解できない。

熊谷さんがこういう音楽が好きで、語りたいのはわかるけど、音楽の話がしつこい。
ノスタルジックに耽る感じが悦に入ってるようで癇に障るなぁ。
興味ない人にはけっこうきついかも。

「七夕しぐれ」で子供のころの和也やユキヒロを知っているだけに、
安子ねえとの東京での出来事、ユキヒロとのことは生々しくって受け入れがたいぞ(-_-;)
なんでここまで書かなきゃいけないんだ。
あの素晴らしかった「七夕しぐれ」の世界を壊さないでくれ〜〜〜!
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:42 | category:    熊谷達也 |
# オヤジ・エイジ・ロックンロール
評価:
熊谷 達也
実業之日本社
¥ 1,785
(2009-11-20)
コメント:オヤジたちに若さと生きがいを与える本!

JUGEMテーマ:小説全般
 ● オヤジ・エイジ・ロックンロール / 熊谷達也
 ● 実業之日本社
 ● 1785円
 ● 評価 ☆☆☆☆
学生時代以来のエレキギターを再開した中年サラリーマンの巧也。
一人だけの趣味として楽しむつもりが、
会社の同僚に知られたことがきっかけでバンドを結成、
さらにはアマチュアロックコンテストの全国大会を目指すことに
しかしそこには思わぬ人物との再会が待っていた…。
オヤジ世代必見、 痛快&感動オヤジバンド小説


(感想)

もう、タイトルと表紙の絵、そのまんまの内容です。
50歳を目前にしたサラリーマンが学生時代に夢中になったギターを再び始める。
はじめは一人でやっていたのだけど、いつしかバンドを組むことになり・・・。
予想した通りに展開するストーリー。意外性はないけど、明るくて楽しい
面白くてスイスイ読めました。

私はこの時代の音楽を知らないから感慨深さはなかったけど、
主人公と同じ世代の人たちには懐かしくてたまらないだろうなぁ。
オヤジ世代におすすめです
ぜひ、あの頃の想いに浸ってください。

あー、そうそう。
「ロック用語わかんねー」と思いつつ、なんとかごまかしながら読んでたら
巻末にきちんと『初心者のためのロック講座』というページに詳しい説明がのってました
これから読む方は、ぜひこちらも参考に(笑)
| comments(0) | trackbacks(0) | 16:26 | category:    熊谷達也 |
# ゆうとりあ
評価:
熊谷 達也
文藝春秋
¥ 1,800
(2009-03)
コメント:定年後の人生、どう生きる?

JUGEMテーマ:小説全般
● ゆうとりあ / 熊谷達也
● 文藝春秋
● 1800円
● 評価 ☆☆☆
出世コースから外れ、静かに定年を迎えた佐竹は趣味としてそば打ちに励む毎日を過ごしている。
そんな穏やかな老後を送っていたある日、
妻が富山の外れにあり、都会からのIターンやUターンを希望する人が集まる理想郷“ゆうとりあ”に移住したいと言い出す。
田舎の自然に囲まれ、野菜でも作りながらそば屋でもはじめられれば・・・。
理想と希望を胸に夫婦は“ゆうとりあ”への移住を決める。



(感想)

「人生の楽園」に出てくるような夫婦のお話。
都会のサラリーマンが定年を迎え、妻の希望もあり田舎暮らしを始めることになった夫婦が
終の棲家として選んだのは富山県の田舎にある“ゆうとりあ”。
都会からのIターンやUターンを希望する人が集まる理想郷だ。
畑付きの住宅が格安で手に入れることができ、空気が美味しく、人の優しい町。
何の問題もない素晴らしい場所に思えたゆうとりあだが、
都会では考えられないような問題が次々と襲ってくる・・・。

定年後の人生をどう生きるか、が大きなテーマではあるけれど、
会話の中に“マタギ”が出てきたり、
熊谷さんらしい自然や動物との共存ももうひとつのテーマになっています。

田舎の明暗がしっかりと描かれています。
田舎暮らしの厳しい現状をきちんと描いていることは認めるけど、
途中からイノシシ・サル・クマ問題ばかりがクローズアップされ、かなりの中だるみ感が

うーん、徹底的にコメディにしちゃってもいいような作品なのに、
そうなりきれてない中途半端さにいまいち乗り切れませんでした
読みやすいんだけどなぁ。

下北半島から帰った克弘と妻が語り合うシーンが好きです。
引っ越してきた当初とは別人のような考え方をするようになった二人。
この変化は田舎生活で得たもの。
このシーンに田舎生活のもたらすステキなものが詰まってます

私はもともと田舎に住んでいるけど、
こんなふうに夫婦が新しい環境で人生をいちから始めるなんてすてきだなぁ。
今の時代、60代といってもまだまだ元気です
定年は終わりじゃなくてはじまりなのかもしれませんね。
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:48 | category:    熊谷達也 |
# 箕作り弥平商伝記
箕作り弥平商伝記
箕作り弥平商伝記
熊谷 達也
箕作り弥平商伝記/熊谷達也
講談社
1785円
評価 ☆☆☆☆
舞台は大正末の騒乱期。
箕作りの職人・弥平は販路拡大のため秋田から関東平野を目指す。
集落ひとつ丸ごと箕作りをして暮らしを立てている村で生まれ育った弥平は、
関東では箕を作るのは身分の低い者の仕事とされていて
差別の対象となっていることを知り愕然とする。
はじめての土地で理不尽な差別を受けながらも闘い、恋をし、
職人として、行商人として、そして一人の男として成長する若者の姿を描く。




(感想)
主人公の弥平は生まれつき足足に不自由があります。
でも弥平は腕のいい箕職人です。
足のハンディは箕作りにはまったく影響しないし、
彼はこの仕事にも自分の技術にも高い誇りを持っています。
しかしその揺るがない誇りである「箕作り」が、
ある地区では差別されるべき職業だった・・・。
足の不自由に重ね、もう一つの差別が弥平を襲います。

恋をした少女が箕職人の娘で、
差別によって受けた心の傷を抱えているというのは単なるオマケにすぎない。
これはまさに弥平の≪誇り≫を守るための闘い。
自分自身を肯定するための闘いだからこそ、
差別に立ち向かう弥平の姿はまぶしい。
さわやかで読後感が良く、弥平の前向きな生命力にあふれた作品でした。

熊谷達也さんは「七夕しぐれ」でも差別問題を取り上げていたはず。
彼はどうしてこの問題にこだわるのか・・・
そこに理由があるのなら知りたいです。



●この本を好きな人におすすめなのは・・・
七夕しぐれ/熊谷達也
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:49 | category:    熊谷達也 |
# マイ・ホームタウン
マイ・ホームタウン
マイ・ホームタウン
熊谷 達也
マイ・ホームタウン/熊谷達也
小学館
1575円
評価 ☆☆☆
作家として何冊かの著書も出版できるようになった「私」は、
30年ぶりに再開する幼なじみの稔、巌夫、
それにクラスのアイドルだった友子とともにタイムカプセルを掘りおこす。
そこに収められていたのは、とっくに忘れたはずの懐かしい日々ニコニコ
空き家、原っぱ、洞窟、底なし沼、雑木林―心躍った冒険の日々。
著者と同世代(昭和33年生まれ)ならば必ず身に覚えのある「ものがたり」。



(感想)
古き良き時代、子供の本分はまさに遊ぶこと。
野や山を駆け回り、大人が「行ってはいけない」という場所に何よりも興味があり、
そこで河童や座敷童子や不思議な洞窟に遭遇する・・・。
実在した学校を舞台に、懐かしく子供心をくすぐるようなお話です。

表紙の写真は宮城県登米市の小学校学校
実際に熊谷達也さんが通った学校です猫2
現在は国の重要文化財に指定され、教育資料館として一般に公開されてます。
私、なんとここに行ったことありますよー。
卒業生じゃないのに、懐かしい気持ちになる場所です。
あの学校を知っていると、本の中の子供たちの姿がより鮮やかに浮かびます嬉しい

連作短編のスタイルで、
それぞれの章で子供たちが不思議な体験をします。
どの章でも騒動は一応の解決はするのですが、
最後に説明のつかない、言い知れない不思議な余韻を残すのが味わい深いです。

しかし、本のはじめと最後に大人になった現在の彼らも登場し、
その現状があまりに生々しいことで
気持ちが一気に現実に引き戻されてしまいましたあせあせ
なぜ、このような結末にしなければいけないのかがナゾですが、
でもそれでより一層、
子供のころは良かったなーとしみじみさせられるたらーっ
この時代を生きた人でなくても懐かしさを感じる本ですおはな



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
花まんま/朱川湊人
七夕しぐれ/熊谷達也
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:03 | category:    熊谷達也 |
# 七夕しぐれ
七夕しぐれ
七夕しぐれ
熊谷 達也
七夕しぐれ/熊谷達也
光文社
1680円
評価 ☆☆☆☆☆
私が仙台のO町にに引っ越したのは、
小学5年生学校に進学した春桜だった。
セピア色の記憶は、きらきらした七夕飾りとともに蘇る。
記憶の中できらめく七夕飾りを見上げるのは、
私とナオミとユキヒロ、そして安子ねえと沼倉のおんちゃん。
僕は決してあの日々を忘れない・・・。



(感想)
このお話の時代設定は現代ではなく、
今から数十年前、ちょうど「巨人の星野球」のアニメテレビがリアルタイムで放映していた頃。

住んでいる地域や先祖の暮らしぶりから、
差別を受けている友人を目の当たりにした少年。
差別問題を子供の目から見つめた、小さなヒーローの物語ですぴかぴか

私が子供のころもちょっとしたいじめはあった。
けどそれは「家が古い」とか「天パだ」とかそういう次元の話。
しかしこの本の中に描かれるものはもっと根深い。
「いじめ」を超えた「差別」だ。
住む環境や自分のルーツを否定され、
子供同士だけでなく、
この本の中の教師たちがそうであるように
大人は目をそらしたい、むしろかかわりたくない問題。

それにしても生徒に平等であるはずの教師までもが、
この問題を必死に隠蔽しようとするほど
当時はタブーな問題だったのだろうか。

私の住むところではまったく聞かないけど、
今でも根深く同和問題が残っている地域があるらしい。
彼らは結婚や就職の際に差別を受け、あたりまえな社会生活が送れないでいる。
今の日本にはあってはならない問題だと思います。

生まれてしまった環境と血筋から来る問題を描いた作品でありながら、
子供たちの親の影が少ないのが作品としては少々ギモンが残る。
でも安子ねえと沼倉のおっちゃんが十分にその役目を担ってるし、
これはあくまで子供たちの物語だからこれでいいのかもラッキー

差別とはなんなのか・・・真剣に考える機会を与えてくれる本でした。
子供たちの行動力を尊敬する。
大人も彼らを見習っていかねば!!

本文の最後の一行に注目猫2
この一行が物語ることに淡い期待を抱いて待ってますよ、熊谷さん。

最近読んだ中ではナンバー1に面白かったラッキー
強く強く引き込まれました。



●この本を好きな人におすすめなのは・・・
箕作り弥平商伝記/熊谷達也
| comments(4) | trackbacks(0) | 10:57 | category:    熊谷達也 |
# 相克の森
相剋の森
相剋の森
熊谷 達也
相克の森/熊谷達也
集英社
2205円
評価 ☆☆☆☆
秋田のマタギ親睦会で、
クマ狩りを疑問視する発言をし波紋を呼んだ女性編集者。
「山は半分殺してちょうどいい…」
動物写真家カメラの言葉をきっかけに、マタギ取材に乗り出すが。
自然と人間のあり方を問う意欲作。



(感想)
熊谷達也さんは東北などを舞台に、
自然と人間の関係のあり方をテーマにした作品を多く書かれている方ということで、
いつかは読んでみたい作家の一人でした。

今回、私は初めて熊谷さんの作品に触れましたが、
正直、私にマタギの話なんかが読めるのだろうかという不安がありました汗
しかし、読んでいくうちに
自然を相手にする男達の骨太な生き方に心が打たれましたラブラブ

“熊がかわいそう”“自然と共存”などと唱えるのは
実は現実が見えていない証拠で、
無知な者が甘ったれた環境保護を訴えているだけなのかもしれない

私は根本から自然に対する見方を改めなければならないのかも・・・。

主人公が人生を変えるきっかけとなる言葉
山は半分殺してちょうどいい
これに対する私の答えは今はまだ出ないけど、
玲子先生の
“人間が狩猟によって動物をとってもびくともしないだけの豊かな自然の実現。これが私の理想”
この言葉は胸に響きました。

熊谷さんの他の著作にも触れつつ、
この言葉に対する理解を深めていきたいと思います。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:53 | category:    熊谷達也 |
# 新参教師
新参教師
新参教師
熊谷 達也
新参教師/熊谷達也
徳間書店
1680円
評価 ☆☆☆
損保会社支店長の安藤はリストラに備えて会社を辞め、教員となる。
しかし、学校の常識は社会の非常識さながらに納得のいかないことが連続汗
さらに誰かが自分を陥れようと嫌がらせを...。
果たして犯人は誰だ!?


(感想)
熊谷達也とは思えないほど軽い!
奥田英郎かと思いました(笑)

学校学校が舞台の話なのに、
驚くべきことに生徒との絡みはほとんどとありませんたらーっ
生徒対教師ではなく、
あくまで職員室での人間関係や教師の仕事の裏側を描いてます。

これを読んで、いかに自分には教師という仕事の表面的な部分しか見えてなかったのかに気付きました。
なぜ学生時代に気づかなかったのか・・・。
「指導する」だけが仕事じゃないのね〜。
とても興味深く読めました。

しかし、主人公を陥れる為に陰で嫌がらせをする者が現れ、
犯人探しの推理小説みたいに変化する後半がどうもなぁ...ひやひや
探偵のキャラクターが妙に浮いていて、
教職の実体というリアルなテーマにそぐわない。

この本には軽さやエンターテイメント性なんか必要ないのでは?
もっとこう、真摯に現代の学校システムを斬るような作品であった方が良かったのかも
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:19 | category:    熊谷達也 |
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