隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# いのちの車窓から
評価:
星野 源
KADOKAWA
¥ 1,296
(2017-03-30)

JUGEMテーマ:エッセイ

 

 

 いのちの車窓から / 星野源(KADOKAWA)

 

 個人的な評価 ☆☆☆

 

星野源が雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載をスタートした、

エッセイ「いのちの車窓から」に、書き下ろしを加えて単行本化。
ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に2度目の「紅白」出演と

怒涛の駆け上がりを見せた2年間の想い、経験、成長のすべてがここに。
星野源の面白さと、哲学と、精確さのすべてを注ぎ込んだ、誠意あふれるエッセイ集。

 

 

 

(感想)

 

ほとんどは雑誌「ダ・ヴィンチ」で読んでいたので、ほぼ再読な感覚w

アミューズに移籍したあたりから私の星野源に対する飽きがはじまり、

今ではテレビ出演も新譜も特にチェックしないゆるいファンになってしまったけど、

それでもやっぱりこの人の無邪気さは相変わらず素敵だなと思います。

好きなことを胸を張って好きと言える、

好きなことにはボロボロになるまで打ち込む、

で、庶民的な感覚を失っていない。

彼が今、愛される理由がこの一冊でしっかり伝わる気がします。

特に柴犬の話とか愛おしすぎるでしょう。

 

けど、個人的には彼の文章を読むなら「爆笑」が欲しい。

私はもっと「馬鹿みたい」な星野源が好きなんだけどなー。

「そして生活は続く」「蘇える変態」に比べると面白さは格段に落ちます。

お得意のエロネタやトイレネタが少ないので、

今作はなんかかしこまった感じがするんですよね。

・・・ちなみに「馬鹿みたい」は彼の口癖。

最高にばかばかしくて、でも猛烈に楽しいときに「馬鹿じゃないの!!ww」って言う。

これって彼的に愛のこもった最高の褒め言葉なんだと思います。

だから私も思いっきり彼を「馬鹿みたい!!」って思える作品を期待しますw

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:59 | category:    星野源 |
# 星野源対談集1
評価:
星野 源
マガジンハウス
¥ 1,620
(2014-12-18)

星野源対談集1 / 星野源(マガジンハウス)

評価 ☆☆☆☆☆


音楽家・俳優・文筆家の星野源が雑誌POPEYEで連載していた対談が『星野源/雑談集1』としてついに書籍化!
連載時とは違い大幅に編集を“加えず"、
テープに収録された生の会話そのままのグルーヴを追求した大ボリュームのフルバージョン。
雑談ってこんなにも楽しい。


笑福亭鶴瓶(落語家)
ケンドーコバヤシ(お笑い芸人)
小島秀夫(ゲームデザイナー)
宇多丸(ミュージシャン)
みうらじゅん(漫画家)
塚本晋也(映画監督)
三木聡(映画監督・演出家)
山下和美(漫画家)
小野坂昌也(声優)
武本康弘(演出家)
西川美和(映画監督・脚本家)
レイザーラモンRG(お笑い芸人)



読者が星野さんや雑談相手をどの程度知り、
興味を持っているのかによって感想も大きく違ってくるのは当然のこと。
私としてはたしかに知らない分野の方の部分はまいちピンと来ないところもありましたが
いかにも星野源さんらしい人選だったので、
ファンとしてとても楽しめました.+.(♥´ω`♥)゜+.゜

「対談」ではなく、「雑談」なのが肝ですな。
雑談なのでこれといったテーマもなく、話はどんどんズレていき、
ほんとにただ居酒屋で隣に居合わせた人達の話に耳を傾けているような感じ。
それにしても・・・誰と何を話してたって必ず下ネタの方向へいくのはどういうことなの、源?wwww

特によかったのはケンドーコバヤシさんとの雑談。
何度も爆笑してしまったのはもちろんだけど、
「真夜中は別の顔の逆バージョン」なケンコバさんの素顔が感じられたし、
レイザーラモンRGさんとのエピソードは胸に熱い物がこみあげて来ました。いい話し〜♪

飾らないふざけているような会話の中にこそ、
その人の本質的な部分が出てくるものです。
意外に学びの多い本でもありました。
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:09 | category:    星野源 |
# 蘇る変態
評価:
星野 源
マガジンハウス
¥ 1,420
(2014-05-09)

 蘇る変態 / 星野源(マガジンハウス)

 

 

 

 評価 ☆☆☆☆☆


「GINZA」でやってた連載の書籍化。
この雑誌ってモード系のハイセンスな感じのファッション誌よね?
そんな雑誌に源さんが連載をやっているとは・・・・・・・。
連載当時はNGだった下ネタを加え、

もの作りに苦労する音楽制作地獄・俳優業の舞台裏・
エロい妄想で乗り越えた闘病生活などを綴っています。

てか、ほとんどもう下ネタばっかじゃんw
いつも、いつの間にかそっちの方向へ行ってしまう。
でもね、そういうの隠さないのが、いい。
自然体で普通のどこにでもいそうなお兄ちゃんだから共感できる部分が多い。
“バッカじゃないの!?ww”って笑えるところがいい。

「そして生活は続く」を読んだ時も思ったけど、

この人は好きなもののためなら頑張りすぎる。無理しすぎる。
こんな生活してたら、そりゃ病気にもなります(>_<)
好きなことを職業にできた喜びはわかるし、
妥協できない気持ちもあるだろうけどとても心配です。
くれぐれも無理せず、ほどほどにお願いします。
それと、モノを書くことを生業にしているのだから、
あの闘病のことも書かなければならないのは理解してるけど、もういいよ。
復活したんだよ、完治したの。
これからはもうただ明るくおバカな星野源でいってください。

悲しく、つらい時はもう終わったんです!

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:45 | category:    星野源 |
# そして生活はつづく
JUGEMテーマ:エッセイ

 そして生活は続く / 星野源(文春文庫)

 評価 ☆☆☆☆☆

クスッと笑って、ばっかだな〜と呆れて・・・・でも本当は笑いの部分に惹かれたんじゃない。
自分のダメな部分、情けない部分で共鳴できるというか、
どうしようもないくだらない自分でも肯定して、
笑い飛ばしちゃおうぜ的なかんじ?そんな部分に励まされた。
そして、時折感じられる源さんの芯にある暗い部分に強く共感できた。
こんな気持ちは豊島ミホさんの「底辺女子高生」を読んだ時以来です。
無理しちゃってる部分もあるんだろうな、
だからあんな病気になっちゃうんだろうなって痛々しく思えたり。
ますますファンになり、今まで以上に源さんを身近に感じられました。

もともと星野源さんの音楽が好きでこの本を手にしたのだけど、
エッセイ書かせても面白いのね。一気読み。
私にとって「底辺女子高生」と同じくらいに大事な本になりそうです♪
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:41 | category:    星野源 |
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