隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# 青天の霹靂
評価:
劇団ひとり
幻冬舎
¥ 1,470
(2010-08)
コメント:ありきたりだけど、サクサク読めました。

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 青天の霹靂 / 劇団ひとり
 ● 幻冬舎
 ● 1470円
 ● 評価 ☆☆
一流のマジシャンを目指したはずが、
場末のマジックバーから抜け出すことができない35歳の晴夫。
ある日テレビ番組のオーディションに挑み、審査員の反応に希望を抱くが、
その帰り道、警察から思いもかけない電話を受けて…。


(感想)

この本を図書館から借りてきて、まだ読まないうちにテレビで劇団ひとりを見た。
彼はよりによってこのタイミングで「デビュー作は売れたけど、2作目は思いっきりこけたんですよ」と言っていた。
まったく・・・・なんでこのタイミングで言うかなぁ・・・。
でもね、あの「陰日向に咲く」の著者が書くものだもん、いやでも期待しちゃいますよね。

ほんとにあっという間に読めます。
軽いです。

軽いんです、いい意味でも悪い意味でも。

ほっこりできて雰囲気はいいんだけど、
淡々としてて、ものすごくありきたり。
「バック・ザ・フューチャー」を思わせるような流れで、
読者がまさかこんな展開じゃないよね?と想像していた通りのことが起こってしまうのです。

いやー、デビューであれほど完成度の高いものを書いちゃうと大変だね。
そのせいでハードルをかかなりあげた状態で読んじゃった。
でも、もし次回作があるならばここまで期待せずに読めるから、
読者もひとり自身もラクなのではないでしょうか。
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:38 | category:    劇団ひとり |
# そのノブは心の扉
評価:
劇団ひとり
文藝春秋
¥ 1,050
(2008-03)
コメント:ダメさが共感を呼びます。劇団ひとり頑張れ!!

JUGEMテーマ:エッセイ
● そのノブは心の扉 / 劇団ひとり
● 文藝春秋
● 1050円
● 評価 ☆☆☆
大事なのは「変えようとした」こと。
ネガティブでダメな自分に美学を感じてしまう駄目ナルシスト・劇団ひとりの初のエッセイ集。


(感想)

「事実を元にしたフィクション」らしい。つまり主人公は劇団ひとり本人ってこと?
絶対にウソだろーと思うエピソードがある半面、
「ああ、劇団ひとりらしい」的な苦笑してしまうようなネタも盛りだくさん
私、劇団ひとりのこのネガティブさって好き
自分のダメさに苦悩してるあたりとか、共感してしまう。
で、この人を思い出すとき、
いつも苦しんでるか、悔んでるいるかの顔をまず思い出してしまう(笑)
そのくらい「苦悩」が似あう人だと思う。

けど、ただダメなわけじゃないのがこの人のすごいとこ。
ダメな自分を楽しんでいる自分をしっかり認め、愛しつつも、
もっと自分を好きになるために、自分を変えるために、一生懸命努力もしている。
物事の考え方は暗いわりに、意外と行動力がある。
そこが一般的なネガティブ人間にはないものだよね。

初恋の人と再開した日、最後に彼女にかけられた一言と、
乗馬の試験を受けなかった理由はいかにもこの人らしくて笑いを押さえられなかった。
おかしいんだけど、ちょっとさびしさを感じちゃうような切なさが残るのがこの人の持ち味
劇団ひとり、愛すべきネガティブナルシストです
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:46 | category:    劇団ひとり |
# 陰日向に咲く
陰日向に咲く
陰日向に咲く
劇団ひとり
陰日向に咲く/劇団ひとり
幻冬舎
1470円
評価 ☆☆☆☆
お笑い芸人・劇団ひとりが小説デビュー!
人生の落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、
愛と笑いで包み込む連作短編集。


(感想)
“芸人が書いた”という先入観で見て、
しかも処女小説となればこれはもう100点満点拍手

でも、世間がこんなにすごいすごい!!と騒ぐのは、
普段本を読まない人が劇団ひとりの名前に釣られて読んでるからであって、
彼らを引き込める軽さも魅力なんだろうなー。

けど、普段本を読んでいる人から見れば
それぞれの話を少しずつリンクさせるというこのスタイルはちっとも珍しくない。
むしろ、この手の本は今とても多い下向き

評価すべきなのはそこではなく、
素人ながらも時代設定を越えたリンクという難問に果敢にも挑んだ勇気だと思いますニコニコ
行間の取り方もうまく、最後のオチの付け方も芸人の成せる業楽しい

端っこで生きている人達にスポットを当て、
笑いで優しく包み込むのは彼の芸風そのもの。
天才的な観察眼で独自の笑いを生み出す芸人・劇団ひとりのイメージを壊すことない堂々とした作品。

さすが幻冬舎!すごい人に目を付けましたね。
企画力でここに勝る出版社はありません拍手


●この本が好きな人におすすめなのは・・・
東京タワー/リリー・フランキー

この人も多方面に渡って才能がる方ですよね〜。
| comments(2) | trackbacks(2) | 11:06 | category:    劇団ひとり |
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