隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
# マカロンはマカロン

JUGEMテーマ:小説全般

 

 マカロンはマカロン / 近藤史恵(東京創元社)

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆

 

下町の小さなフレンチ・レストラン、「ビストロ・パ・マル」は、

スタッフ四人、カウンター七席、テーブル五つ。

シェフ三舟さんの気取らない料理と、身も心も温めてくれるヴァン・ショーは大人気。

でも、実はこのシェフ・・・、

客たちの持ち込む不可解な謎を鮮やかに解く名探偵でもあるのです。

絶品料理の数々と極上のミステリを味わえるシリーズ第3弾!!

 

 

 

(感想)

 

小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」シリーズの第3弾です。

自分はフレンチには詳しくないから、

1つ1つの料理をいまいちうまくイメージできないのがもったいなくはありますが、

あまり深く考えずに気楽に読めるミステリーなのでこのシリーズは気にいっています。

 

恋の切なさや家族の絆を描くあたたかいお話もありましたが、

人を騙すことに「パ・マル」の料理を利用するお客さんが出てくるような

読んでいて後味の悪い話の方が強く残りました。

仕事だから口出しはできないし、割り切らなきゃいけない。

こういうのはお店の人にとってもつらいだろうなぁ。

でも、読者のそのイヤ〜な感情も「パマル」の温かな雰囲気と料理が癒してくれます。

そのへんのバランスの良さもこの作品の魅力なのでしょうね。

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:13 | category:    近藤史恵 |
# 岩窟姫
評価:
近藤史恵
徳間書店
¥ 1,728
(2015-04-09)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 岩窟姫 / 近藤史恵(徳間書店)

 

 評価 ☆☆☆

 

同じアイドル同士、親友でもあった売れっ子アイドル・逸見沙霧が自殺した。

あんなに可愛らしくて、みんなから愛されていたのに……。

しかし、沙霧の死を悼む暇もなく、蓮美は激動の渦に巻き込まれる。

沙霧のブログに、蓮美のいじめが原因で死ぬとかかれていたのだ。

身に覚えのない蓮美は、己の無実を証明するために沙霧の死の真相を追う。

 

 

(感想)

 

芸能界のこの手の黒いウワサは昔から言われているし、

状況を理解しやすかったこともあり読みやすかったです。

短時間でサクッと読了。

 

うーん、悪くはないんだけど、

ミステリーというよりは、女の子が真実を導き出すための奮闘劇という感じかなぁ。

読者も一緒に悩める謎解き要素が少なくて、

真実にたどりついても意外とあっさりと終わっちゃったのに拍子抜けしました。

芸能界や女の嫌なとこ・黒いとこをもっとドロドロに描いてくれた方が

読み物としては面白かったのかも。

だって嫉妬渦巻く芸能界をそれなしに語るなんてありえないと思うもん!

 

最後に意外な人物が現れて、思わぬ展開。

そこからも未来をもう少し描いてほしかったです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:01 | category:    近藤史恵 |
# ヴァン・ショーをあなたに
評価:
近藤 史恵
東京創元社
¥ 1,575
(2008-06)
コメント:絶品料理と極上のミステリー!番外編っぽいお話もあって、もうお腹いっぱいです(^_^)

JUGEMテーマ:小説全般
 ● ヴァン・ショーをあなたに  / 近藤史恵
 ● 東京創元社
 ● 1575円
 ● 評価 ☆☆☆☆
下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは四人。
二人の料理人はシェフの三舟さんと志村さん、
ソムリエの金子さん、そしてギャルソンの僕。
気取らない料理で客の舌と心をつかむ変わり者のシェフは客たちの持ち込む不可解な謎をあざやかに解く名探偵。
絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ。


(感想)

「タルト・タタンの夢」の続編。
スタッフはわずか4人の小さなフレンチレストランを舞台に、
スタッフやお客さんにまつわる不思議をシェフとしての腕前はもちろん
探偵としての観察眼の鋭さも兼ねそろえる三舟シェフが解き明かす連作ミステリーです。
前作に続き、語り手はギャルソンの高築くんなんだけど、
今回は後半の語り手が各章ごとに変わり、番外編っぽいお話が繰り広げられ、
さらにこのシリーズの魅力が増したように思えます

料理はしっかり美味しそうだけど、謎解きの方はわりとあっさりしてる。
このバランスもいいのかもしれない。

好きなのは「マドモアゼル・ブイヤベースにご用心」。
女性のずるさにまんまと引っ掛かりそうになる三舟シェフ。
いつもはしっかり者のシェフの人間らしい部分が見れてかわいい

それにしても・・・もーう、相変わらず美味しそうっ
フランス料理にはまったく詳しくないから、
読んでもイメージわかない料理があるのは我ながら悲しいけれど・・・
「トリュフのオムレツ」、食べてみたいよ〜
今回もお腹いっぱい満喫できました。ごちそーさまっ
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:34 | category:    近藤史恵 |
# タルト・タタンの夢
評価:
近藤 史恵
東京創元社
¥ 1,575
(2007-10)
コメント:「絶品料理」と「極上ミステリー」で2倍おいしい!!

JUGEMテーマ:ミステリ
●タルト・タタンの夢/近藤史恵
●東京創元社
●1575円
●評価 ☆☆☆☆
下町の片隅にある小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」
この店の無口なシェフの料理は気取らず、真のフランス料理好きの舌と心をつかむ絶品
そんなシェフが客たちが巻き込まれた不可解な事件の謎を解く。



(感想)
偶然にも私の知っているフレンチレストランにも「ビストロ・パ・マル」というお店が(笑)
≪パ・マル≫って≪悪くない≫という意味だったとはこの本を読んではじめて知りました。
お店にこんな名前をつけるなんて粋だわ〜。
一度行って、自分には敷居の高い店だなと思ったけど、
こんな遊び心のあるお店だったとわかるとなんとなく印象がかわっちゃった。

さて、話を本の方に戻して・・・。
小さなフレンチレストランを訪れるお客さんたちが抱える謎を
シェフが料理を絡めて解決していきます。
殺人とか警察が出てくるようなものではなく、あくまで日々の生活の中にある不思議ばかり。
謎を解きつつ、美味しそうな料理も次々と出てきて、まさに「絶品料理と極上ミステリーの共演」。

どの事件の真相もちょっと困らせてやろうとか誤解があるだけとか、そんなささいなことが発端。
料理が生んでしまった誤解、でもそこには隠された愛があって、
誰かのために心をこめて料理するっていいな〜って改めて思った。

なかでも、最後の「割り切れないチョコレート」は泣かせる。
天才ショコラティエのお店にあるチョコレートの詰め合わせセットは、
3個・5個・7個・11個入り・・・・となぜか割り切れない数の詰め合わせばかり。
それに秘められたショコラティエの思いは涙なしでは読めません

唯一惜しかったのは、私自身がフランス料理にはまったく詳しくないこと。
文章で料理の名前や調理法を読んでも、それが一体どういうものなのか想像に難しく、
いまいち美味しそうなイメージが伝わってこない部分も多々ありました。
仔羊のロティって何 リ・ド・ヴォーって何
これにはすごく美味しい物を食べそこなったような気分

フランス料理ってかた苦しいイメージがあったけど、こんなに気軽に食べられるフランス料理もあるんだねぇ
フランス料理への見方も変わった一冊。

やっぱり人が死なないミステリーっていいなぁ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:14 | category:    近藤史恵 |
# サクリファイス
サクリファイス
サクリファイス
近藤 史恵
JUGEMテーマ:ミステリ

サクリファイス/近藤史恵
新潮社
1575円
評価 ☆☆☆☆
勝つことを義務づけられた〈エース〉と、
それをサポートする〈アシスト〉。
冷酷に分担された競技、自転車ロードレース自転車
初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。
それは、単なる事故のはずだった――。



(感想)
自転車ロードレース・・・。
これを読むまでまったくルールを知らなかったのでかなり驚き!
これってチーム戦だったのね〜。
チームには勝つことを義務づけられたエースがいる。
そして彼を勝たせるためにサポートするアシストがいる。
アシストはエースのためならば、
たとえ自分の優勝を犠牲にしてまでもエースのために働かねばならない。
・・・と、このルールを知って「うっそーん!」と思ったのが正直なところ。
アシストはエースの犠牲?
じゃあ、なぜ個人の順位があるのさ????
とにかく私のようにロードレースに無知な人間は、
納得のいかないこのルールにただただ驚きです。

同じチームなのに、
誰が何を考えているのかわからないというもどかしさ。

アシストであっても、自分の力を見せつけて優勝したいという葛藤。

どう判断することが正解なのか?
答えの見つけられないもどかしさが読んでてたまりませんっ!

けど、言ってしまえば、
このページ数で詰め込み過ぎ&底が浅すぎと感じる部分もいくつかある。
香乃と袴田の件とか・・・汗
でも、それも許せるほどの読み応えがあるのも事実。
ミステリーとしても迫力があって、
最後の最後に真実がわかった時には、
「サクリファイス」というタイトルが重く重くのしかかってきます。

一度、ロードレースをしっかり見てみたい。
実際の勝負の駆け引きを見ないことには、
この作品の真髄には触れたとは言えない気がします。



●この本が好きな人におすすめなのは・・・
自転車少年記/竹内真
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:53 | category:    近藤史恵 |
Categories
Archives
Profile
Comments
Trackback
Mobile
qrcode
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
Search this site
Sponsored Links