隣り近所のココロ・読書編

本の虫・ともみの読書記録です。
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# ネコと昼寝 れんげ荘物語
評価:
群 ようこ
角川春樹事務所
¥ 1,512
(2017-01-01)

JUGEMテーマ:小説全般

 

 ネコと昼寝 れんげ荘物語 / 群ようこ

 

 個人的な評価 ☆☆☆☆☆

 

キョウコは都内の古い安アパート「れんげ荘」で相変わらず自由なひとり暮らし。

読書をしたり、美術館や図書館へ行ったり、

アパートの住人達とおしゃべりしたり、近所のネコと仲良くお昼寝したり…。

自分の将来のことなど、少々心配なことはあるけれど、

心穏やかにキョウコの「れんげ荘」暮らしは続いていますが―

 

 

 

(感想)

 

特に大きなことが起こるわけでもなく、なんとな〜く続く日常。

この退屈さが私にはたまらなく心地いいっ♪♪

このゆるさと、れんげ荘の4人の住人が人の目を気にせず、

自分の信じた道を自分らしく生きるかっこいい姿。

これがあるから私はこのシリーズが大好きなんです。

こんな生活に心から憧れます。

でも穏やかにゆるやかにファンタジーのように過ぎるだけでなく、

キョウコさんには母親との微妙な関係があり、

会社員時代の理不尽な経験を思い出す日もある。

そんな「苦み」もちゃんとある作品だからいいんですよねぇ。

 

今回はラストがこのシリーズらしからぬハラハラドキドキものの展開で、

これには「らしくない!」と不満を感じるファンも多いことでしょう。

でも私はポジティブに、

「・・・ってことはこのシリーズはまだ続くんだw」と安心しました。

続きも楽しみです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:03 | category:    群ようこ |
# 優しい言葉 パンとスープとネコ日和
JUGEMテーマ:小説全般

 優しい言葉 パンとスープとネコ日和 / 群ようこ(角川春樹事務所)

 評価 ☆☆☆


サンドイッチとスープのお店を楽しく営むアキコは愛猫のたろを亡くし、
心にぽっかりと穴があいたままで暮らしていたが、
ある日突然、兄弟猫がやってきて―。
ドラマ化でも話題になった「パンとスープとネコ日和」書き下ろし、第3弾。





(感想)

「パンとスープとネコ日和 」の第3弾です。

アキコさんの家に2匹の兄弟猫がやってきたことによって、
前作よりは作品全体の雰囲気が明るくなりました。
大きなことは起こらず、ただ日々の暮らしを綴っているだけなんだけど、
特別なことは何も起こらない、穏やかな日々のかけがえのなさをしみじみと感じます。
この雰囲気が好きじゃない人にとっては、
この上なく退屈な小説家もしれません。
でも日常のささいな会話や出会いの中にきらきらとした「気づき」があり、
日々を丁寧に生きることの大切さを教えてくれます。

アキコさんの生活に潤いを与えているのはネコの存在です。
ネコの描写が多く、ネコ好きにはたまらないでしょう。
しかし私は揺らぐことのない完全なる犬派人間なので、
このネコの場面が多すぎると感じたことは否めません。
正直、ネコの場面は斜め読みしちゃったかもw
ネコの存在感多すぎた・・・ここが前作より評価を下げた理由です。
犬派ですいませんw
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:40 | category:    群ようこ |
# 福も来た パンとスープとネコ日和
JUGEMテーマ:小説全般

 福も来た パンとスープとネコ日和/ 群ようこ(角川春樹事務所)

 評価 ☆☆☆☆☆


編集者を辞めて、素材にこだわり、
手間ひまをおしまない美味しいサンドイッチと滋味深いスープのお店を営むアキコは、
愛猫を失った悲しみを抱えつつも、温かな人々に助けられ、日々を丁寧に生きています。
「パンとスープとネコ日和」、待望の第2弾!!



(感想)

前作も面白かったけど、前作はナチュラル志向で、
そういう類の情報を必死に集めて群がってくるようなタイプの人たちを
著者がな〜んとなくチクッと刺すようなものを感じたんですよね。
その皮肉めいた毒がエッセンスになって逆に私には小気味よく感じたけど、
今作にはそういった皮肉は感じなかったなぁ。

今回は美味しそうなスープやかわいいネコに癒されて、
ゆるゆるっと現実逃避してるだけじゃなく、
アキコさんのたろを失ったことでの喪失感やお店経営に対しての迷いなどが描かれ、
「一人で、自分の足で立って、生きていかなきゃ」というリアルも感じられるのがいいです。
食べていけなくなる危機を感じれば、
自分の主義を曲げて儲けに走ることもやむを得ないけど、
アキコさんはそうはせず、
自分のやり方でゆっくりとゆっくりと解決策を見つけようとする。
この生き方を素敵だと思うし、
しまちゃんは出しゃばることなく、最高の距離感でついてきてくれる。
この二人の関係性もたまらなく好きです。
はっきりとしたことは言わないけど、
そっと見守ってくれるお向かいのママさんの距離感も素晴らしい。
ベタベタしない、でもいつも静かに寄り添って「気づき」を与えてくれる・・・・
こんな人間関係を私も築けたらなぁ。

ネコという存在も大きなキーワードなので、
ネコ好きの方は感情移入しまくりでしょうね。
私は完全なる犬派なので、ネコのネタにはそこまで惹かれないけど、
好きな人はたまらんだろうなぁというのだけはわかりますw

癒され小説。
通勤途中などせわしない時よりは、家で時間のある時にゆっくり読みたい本です。
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:48 | category:    群ようこ |
# 働かないの れんげ荘物語
JUGEMテーマ:小説全般

 働かないの れんげ荘物語 / 群ようこ

 評価 ☆☆☆☆

48歳になったキョウコは、まだ古いアパートのれんげ荘に住んでいた。
相変わらず月々10万円しか使えない貯金生活者のままで
マイペースな暮らしを続けている。
季節を感じ、丁寧な暮らしを大切に生きるキョウコの愛おしい日々は続く・・・。



まさか「れんげ荘」に続編があったとは!
いいですよね〜、このゆるい感じ。
働かずに、月に10万円で貯金を崩しながら生きていく
この生活にはとっても憧れるけど現実はなかなか出来るものではない。
キョウコさんは自分に厳しいところがあるから可能なんだよね。

普通に暮らしてるなら、マイペースに過ごしてる今の生活に不満はない。
なのにキョウコさんは、母親との確執を思い出したり
他人と自分を比較したりして、自分で気になる問題を作り出している。
要はヒマだから余計なことを考える時間がある!
これは今の私にも当てはまることだからハッとしました。
何もないところに自ら問題を発生させる必要などない。
キョウコさんみたいに刺繍でもなんでもいい。
何かをしていないと人間、心も体もダメになっちゃうね。

キョウコさん、このまま隠居生活を続けるのでしょうか?
これはこれでたしかに幸せの1つの形なのだろうけど、
もう一歩、踏み出してもいいような気がする。
続編がまたあるならぜひ読みたいです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:33 | category:    群ようこ |
# パンとスープとネコ日和
JUGEMテーマ:小説全般

 
 パンとスープとネコ日和  / 群ようこ(ハルキ文庫)

 評価 ☆☆☆☆



唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、
永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。
体育会系で気配りのできる女性が手伝ってもらい、
メニューは日替わりの〈サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ〉のみ。
安心できる食材で手間ひまをかける。それが、アキコのこだわりだ。
そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来た―――。

「かもめ食堂」が好きな人は絶対に気にいると思います。
「かもめ食堂」と同じく、日々を丁寧にブレずに生きている女性のお話です。
うーん、でもなんだか読んでてチクチクするの。
どこかに作者の皮肉めいたものを感じるのは私だけ?
ナチュラルで素朴なファッションやお店を好んで、
ネット等で情報を集めて訪れるような人達を作者はさりげなく否定してる??
私自身も「あれ?私、責められてる?」って思う箇所がいくつかあって・・・。
そのへんの作者の意図が気になって、「かもめ食堂」ほどは好きになれませんでした。
ゆったりとしたおとぎ話しのようなものの中に、
ピリッとした毒を加えるあたりはさすが群さんなんだけどね。

女性が一人で自分の信念を曲げずに生きていくことは確かに理想的ではあるけど、
それをしたばかりに失うものもある。離れていく人もいる。
はたしてどれが幸せなのか考えてしまった。
おそらく主人公自身も答えはでていないと思うなぁ。
凛としてブレずに生きているように見える主人公が、
唯一、愛猫が死んだ時だけは取り乱し、自分を失ったところに人間らしさを感じました。

機会があればドラマ版も見てみたいです。
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:16 | category:    群ようこ |
# 衣もろもろ
評価:
群 ようこ
集英社
¥ 1,260
(2012-10-26)

JUGEMテーマ:エッセイ
 
 

 衣もろもろ / 群ようこ(集英社)

 評価 ☆☆



衣類にまつわるエッセイいろいろ。
そうそう!とうなずきながら読みすすめるものの、
私自身が元来、ファッションに無頓着なのであまりハマれなかった。
もう少し年をとったらまた読んでみるのもいいかもなぁ。

いい物を買って長く着た方がいいことはわかっている。
でも、そのいい物を買う金がない。サイズだってどんどん変わるしー。
群さんは間違いなくおしゃれだと思う。
私だったら服やら美容のネタだけでこんなに話題ないもん。
ある程度の年齢になってもおしゃれ心は持ち続ける・・・
これは女性として大事なことだよな。
さらに自分が好みだけじゃなく、その場に適した人を不快にさせない服選び・・
うん、難しいけどこういうことに一生悩み続ける女性らしさっていつまでも持っていたい。

私もいつもラクチンな服ばっかり着てないで、
春になったことだし、今日は久々に買い物にでも出てみますか♪

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:29 | category:    群ようこ |
# 作家ソノミの甘くない生活
JUGEMテーマ:小説全般
 

作家ソノミの甘くない生活 / 群ようこ(毎日新聞社)

評価 ☆☆☆


主人公と群さんが重なるなぁ。そうとらえてもOKなんだろうか。
大きな出来事もなく、ただただ日常をつづったようなものなんだけど、
だからこそリアリティがある。
親も子もそれなりに年をとってしまってからの親子関係って
なかなか難しいものがあるね。
しかもソノミさんの場合、
母親だけじゃなく気にかけてあげなきゃならないおばさんもいる。
一人で年寄りを看るのって大変よ。
ソノミさん(群さん)のこれからを考えると・・・。

でも、これって小説にする必要ある?
母親のわがままっぷりなどはエッセイとして出してくれた方が笑えた気がします。
母親ネタは他でも読んでるので新鮮味はない。
この路線はもうお腹いっぱいかも。

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:14 | category:    群ようこ |
# 母のはなし
評価:
群 ようこ
集英社
¥ 1,365
(2011-06-24)
コメント:実話・・・なのかな??

JUGEMテーマ:小説全般
 ● 母のはなし / 群ようこ
 ● 集英社
 ● 1365円
 ● 評価 ☆☆☆
すべての母と娘に贈る物語
昭和5年、子煩悩な父と大らかな母の4番目の子として生まれたハルエ。
父の急逝で生活は一変するも健やかに成長し、やがて見合い結婚。
だが浪費家の夫に悩まされ・・・。
少女がおばあさんになるまでの物語。


(感想)

たぶん実話なのかな??
主人公のハルエは群さんのお母さんで、その娘のアカネが群さんっぽい。
そう考えるとこの母親にどうしようもなく憤りを感じる。
幼いころから何事にも控えめで、耐えて生きてきた女性ではあるんだけど、
娘が成功してからのたかりっぷりが尋常じゃない!
実話なのかって思えば思うほどムカムカしてきて、
前半で感じていた主人公への同情の気持ちは最後にはまったく残っていませんでした。
母のこんな実態を本に書いちゃう群さんはあっぱれですが(笑)、
いったいどこまでが本当のことなんでしょう・・・
弟も情けないし、父親なんか結局はどうなっちゃったんだろ??

このお話、とことん暗く悲惨な切り口で書こうと思えば
十分そっち系統の作品にできると思うんだけど、
そうじゃなくあくまであっけらかんと書いている所が群さんらしいですね

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:56 | category:    群ようこ |
# れんげ荘
評価:
群 ようこ
角川春樹事務所
¥ 1,470
(2009-04)
コメント:40代で退社。残りの人生を月10万で暮らす!

JUGEMテーマ:小説全般
 ● れんげ荘 / 群ようこ
 ● 角川春樹事務所
 ● 1470円
 ● 評価 ☆☆☆☆☆
キョウコはおべんちゃらとお愛想と夜更かしと口うるさい母から解放されるため、
有名広告代理店を40代で早期退職!
都内の古めかしい安アパート「れんげ荘」に引っ越し、月10万円で暮らす貯金生活者となった。
ささやかな幸せを求める女性を描く、待望の書き下ろし小説。
 


(感想)

大好き〜
この生活、お金があるからこそできるものなのだろうけど、
こういう生き方・価値観・・・すごくいいなと思う。
私の目指すものに近いお話で、共感しながら読みました。

はじめは自分の判断に自信をなくしかけてくじけそうになった。
無職で貯金を切り崩して生活しているとはいえ、
修行僧のように禁欲的に過ごすほど人間ができてはいない。
ならば頭を使ってもらいものや安いものでおしゃれを楽しみ、
無理をせずに楽しく、
自分のペースで生きていこうというとこまで自分を持っていったキョウコがすごい。

心からのんびりして、たった1杯のコーヒーのありがたさを深く感じられる。
体がそれを喜んでいると自分ではっきり自覚し、
それがわかっただけでも良しとしようという、そういう姿勢が素晴らしい。
そんなキョウコだからこそ、
キョウコとウマがあう姪っ子のレイナちゃんがキョウコの古いアパートに遊びに来て、
ふたりでただじーっと部屋でとろけるようにぼーっとしてる場面は意味があると思えた。
この作品らしい終わり方でした

群ようこさん、読めば読むほど好きになります
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:33 | category:    群ようこ |
# しっぽちゃん
評価:
群 ようこ
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,365
(2011-04-09)
コメント:動物かわいい!人間もかわいい!読んでて幸せでした♪

JUGEMテーマ:小説全般
 ● しっぽちゃん / 群ようこ
 ● 角川書店
 ● 1365円
 ● 評価 ☆☆☆☆☆
33歳の独身OL。
気兼ねなく愚痴を言える同期は産休で、最近ストレスが溜まりがち。
そんな彼女の心情に、生後2か月の仔ネコを拾ってから表れた不思議な変化とは・・・・。
犬、猫、リクガメ、ハムスター、インコ―
不思議な縁で我が家に迎えた動物が人間たちにもたらす悲喜こもごもの変化とは!?
心あたたまるペット小説。  


(感想)

はぁぁ〜かわいい
動物たちももちろんかわいいんだけど、彼らを愛でる人間たちもかわいい
ほっこり癒されて、読んでると幸せな気持ちになれました。
やっぱり動物が人間に与えてくれるものって大きいねぇ
家族に溝ができたときにペットが会話のきっかけになってくれたり、
落ち込んでいるときに犬がぺろっと舐めてくれたことで心から救われたり、
動物は本当に私達を支えてくれるパートナーです。

どのお話もわかる!わかる!って感情移入しまくり。
なかでも特に飼い主の夫婦が愛おしくなる「セイセイインコのぴーちゃん」が好きです。

「しっぽちゃん」・・・このタイトルも秀逸
もっとずっと読んでいたかった〜続編希望です
| comments(2) | trackbacks(0) | 14:02 | category:    群ようこ |
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